これでキャンプが充実!友達のキャンプに誘われた人が買うべき道具 ②便利編
友達にキャンプに誘われたけど、何を持っていけばいいか分からない!
という方に向けて、キャンプに行くために「用意すべき道具」を紹介するシリーズ。
今回は第二回ということで、「キャンプが充実する便利な道具」を紹介します。
第一回ではテントや寝袋など、絶対に必要な道具を紹介しました。
まだ見ていない方はこちらもあわせてご覧ください。
テーブルの上を充実させる4つの道具
キャンプが充実する便利な道具はテーブルの上を充実させる道具です。
- 小さめのランタン
- シェラカップ
- マグカップ
- シングルバーナー
キャンプの一番楽しいところは自分の道具でご飯を作ったりコーヒーを飲んだりするところ。
前回の「必須編」で紹介した道具は、最低限テントで眠れる道具だけなので、これだけでは昼間の楽しさがありません。
テントで寝泊まりするだけでも「非日常体験」ができるので楽しめるんですが、キャンプ本当の楽しさはそこじゃないんです。
キャンプ飯にこだわる
家では料理しない方でも、キャンプでは自炊が必須です。
私もあまり料理はしませんが、キャンプ飯をしっかり作れるようになるため、家で練習したりしてます(笑)
初めてキャンプに行く方にも、「キャンプ飯」を作ってほしい…!!
キャンプ飯といっても、気合の入った料理を作る必要はありません。
お湯を沸かしてカップラーメンを食べる。それだけでも立派なキャンプ飯です。
外で食べるカップ麺は本当にうまい!!
普段は電気ケトルに水を入れてスイッチを押すだけでお湯ができるけど、キャンプではひと手間かかります。
でもそのひと手間が良いんですよね。
バーナーに点火して、水が沸騰するまで待つ時間。
グツグツに沸騰したら、火傷しないようクッカーからカップにお湯を入れる。
ああ~こんなにいい天気の中キャンプに来れて最高!って思うんですよね。
周りのキャンパーは昼から肉焼いててうまそ~~とか
キャンプ初めてっぽいグループがテント設営しているのを見て、初々しいな~って思ってるといつの間にか3分経ちます。
うまい!!!!
キャンプ場で食べるカップ麺は格別です。
ぜひキャンプ飯を作ってほしいと思います。
キャンプ道具にはキャンプの楽しさが詰まっている
これから紹介する4つの道具は、キャンプが初めてで、今後続けるか分からないとしても、自分で買って持っていくことを強くオススメします。
なくてもなんとかなったり、借りれば済むものもありますが、それではキャンプの楽しさを十分に体験できません。
毎回ライトを借りたり、食器や調理器具を貸してもらうものダメではないですが、それだと「キャンプイベントの参加者」になってしまうんですよね。
道具は借りて、設営もやってもらって、ごはんも作ってもらってだと、ただの参加者です。
こういうのを「おもてなしキャンプ」と呼んでいるんですが、これでは主催側は疲弊するし、参加者は「なんとなく楽しかった」で終わってしまいます。
前項の繰り返しになりますが、「自分の道具でアウトドア生活をすること」これこそキャンプの最大の楽しさです。
また、「キャンプの準備や試行錯誤のプロセス」こそ、「キャンプにハマる」ということだと私は思います。
ぜひ道具にもこだわって、キャンプを楽しんでほしいと思っています。
小さめのランタン
キャンパーと一緒に行くと、大きなランタンでサイト全体を照らしてくれることでしょう。
でも、自分の手元は意外と暗いものです。
大きなランタンは光が広く拡散するようにできています。
全体的に明るくなりますが、手元は暗いことがよくあります。
物を取り出すときや調理をするときは手元を確認する必要があり、ライトが必要です。
大きなランタンとは別に、自分で管理できるライトが一つあると便利。
また、テント内での就寝準備にもライトは必要です。
テントには上部にランタンを引っ掛けるループが付いているので、ここにランタンを取り付けます。
夜トイレに行くときにはライトが必須。
キャンプ場の夜は真っ暗なので、テントやタープの張り綱に足を引っ掛けてしまうことがあります。
危ないし、他人のテントだったらびっくりさせてしまうので、ライトは必携です。
オススメの小さめランタン
GENTOSジェントス SOL-144S
- Hi/8時間
- Low/40時間
- キャンドルモード/110時間
単四乾電池4本で光る、小型のLEDランタンです。
350mlのビール缶くらいの大きさで、重さは160gでとても軽量。
小さいのに明るさ十分で、私もずっと使っているランタンです。
Hiモードは手元を照らすときにちょうど良い明るさなので、調理時によく使います。
Lowはソロテント内で使うのに十分な明るさ。
キャンドルモードはろうそくの光のように明るさがゆらゆら変化するモードで、正直使いどころがありません。
底面はカラビナが付いていて、テント内のループに引掛けることができます。
カラビナはベルトループに取り付けて、夜間トイレに行く際にぶら下げていけます。
電池持ちは、普通に使って2泊3日くらいです。
キャンプによく行くようになったら充電式の電池を使用すると、毎回新しい電池を買う必要がなくなります。
Soomloom 充電式2wayLEDランタン
USB充電式の超小型LEDランタンで、直径4cm×10cmの手のひらサイズ。
こんなに小さいのに明るさ150ルーメンで約7時間点灯なのですごいんです。
本家はGOAL ZERO(ゴールゼロ)っていうブランドで、値段は倍くらいするんですが、正直のところSoomloomが劣っている点を見つけられませんでした。
ポケットに余裕で入るサイズなので、キャンプ以外でも使いどころがたくさんありそうな商品です。
キャリー・ザ・サン ソーラーランタン
太陽光で充電するランタンで、畳むとぺちゃんこになります。
手元を照らすには十分な明るさで、雰囲気が最高。
そして、ソーラー充電というのがポイント高い。
昼間はタープに引っ掛けて充電し、夕方には充電完了。
事前に充電していく必要がないのが楽ですね。
家でもおしゃれに使えます。
シェラカップ
シェラカップとは、金属製で底が浅くて取っ手が付いている万能器具のこと。
キャンプ飯の写真などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
シェラカップはコップにもなるしお皿にもなるし、フライパン代わりにもなる。
料理をシェアしてもらったり、切った野菜を入れて置いたり、味噌汁作ったり。
そのままウインナー焼いたり。ご飯も炊けます。
なんでも使えるっていうとどれも中途半端なんじゃ・・・と思うかもしれませんが、本当になんでも使えるんです。
- マグカップ
- 計量カップ
- 取り皿
- 湯沸かし
- 焼く
- 煮る
- ごはんを炊く
見てもらったほうが早いので、私がこれまでのキャンプで撮ったシェラカップの写真をご覧ください。
シェラカップでごはんを炊く
0.5合炊きなので、1人前にちょうどいいんです。
メスティンだと1合なのでちょっと多いんですよね。ソロキャンプではシェラカップ炊飯がジャストサイズ。
シェラカップでウインナーを焼く
朝ごはんにシャウエッセン3本。ちょうど良くないですか??
クッカーのフライパンを使ってもいいんですが、シェラカップでも十分なんですよね。
シェラカップは取り皿
サラダの取り皿、スープカップ、タレ皿。
いろいろな皿になります。
キャンプ場の夜は寒いので、スープがすぐに冷めてしまうんですが、シェラカップなら冷めたらそのまま火にかけて温められます。
シェラカップでホットミルク
キャンプの朝といったらコレ!
シェラカップに牛乳を入れて、バーナーにかけてホットミルク。
牛乳は急に沸騰するので、一瞬たりとも目が離せません。
私は過去2回やらかしてまして、バーナーに牛乳がかかってしばらく使用不可になってしまったことがあります(笑)
シェラカップでおしるこ
お正月キャンプ限定の、シェラカップおしるこ
パックのおしるこを温めて、焼いた餅を入れるだけなんですが、めちゃくちゃ映えます!!
シェラカップの素材
シェラカップは主に2種類の素材があります。
ステンレス
- 価格が安い(1000~1500円)
- 熱伝導性が良い(チタンと比べて)
- チタンよりは重い
ステンレス製のシェラカップは1000円~1500円程度で入手できます。
熱伝導率が高いので、炊飯や調理に適しています。
汚れが落ちやすいので、気にせずガシガシ使えます。
デメリットというほどでもないですが、スープやホットミルクを飲むときは飲み口が熱くなるので注意が必要です。
チタン
- 価格が高い(2000~2500円)
- 熱伝導性が悪い(ステンレスと比べて)
- 軽い
- チタン特有の焼き色が楽しめる
チタン製のシェラカップはステンレスより1000円程度高めのものが多いです。
チタンなので軽量で、ステンレスが100gに対し、チタンは37gと半分以上も軽くなっています。
シェラカップは何個も持ち歩くことが多いので、個数が多くなるほど軽量チタンのメリットが出てきます。
熱伝導率が低いのは調理においてはデメリットになる部分もありますが、飲み口が熱くならないというメリットがあります。
特に、ホットミルクはシェラカップに入れてそのまま火にかけるので、シェラカップ全体が熱くなりやすいんです。
ステンレス製だと飲み口が熱すぎて危険ですが、チタンだと飲み口までは熱くなりません。
また、火にかけるとチタン特有の青っぽい焼き色が付くのが特徴で、これがまたカッコいいんですよね…
どっちがいいのか?
ステンレスとチタンがあるけど、まずはステンレスで十分です。
チタンの良さは軽量性ですが、通常のキャンプ(登山ではない)では、シェラカップ程度であれば重量を気にするほどではありません。
シェラカップをステンレスからチタンに変えたところで、50g程度しか変わりません。
シェラカップの50gを削るくらいなら、テントやチェアなどの軽量化にお金を使ったほうがコストパフォーマンスが良いです。
チタンシェラカップを買う余裕があるなら、ステンレスシェラカップを2個買いましょう。
キャンプにハマったらシェラカップを買い増しすることになるので、その時にチタンが良ければチタンにすればいいと思います。
シェラカップおすすめ商品
スノーピーク シェラカップ E-103
スノーピークはキャンプブランドの中でも高品質、超高価格なメーカーです。
そんな中でもシェラカップはお手頃価格。
取っ手の形状はユニークで、指を引っ掛けて持ちやすくなっています。
また、他のメーカーのシェラカップより取っ手の長さが短いので、収納がコンパクトになります。
この形状がとても使いやすいのでオススメです。
余談ですが、私はスノーピークのステンレスシェラカップを2個、チタンシェラカップを2個、ソロキャンプで使っています。
合計4個も使っているんです。さすがに多すぎだと思うんですが、これが不思議なことに全部使うんですよね。
キャンピングムーン シェラカップ 2点セット
スノーピークのシェラカップに形状が似ていて、黒酸化塗装をされていてカッコいいシェラカップです。
スノーピークからはブラックモデルは発売されていないので、正直ずるい(欲しい)
2点セットで安いのも魅力的。
シェラカップは複数個あるとさらに使い道が広がるので、最初から2個セットを買うのもいいですね。
(これ、スノーピークのパ〇りでは・・・?)
マグカップ
キャンプで最高のときっていうのはだいたい飲み物がそばにあるんですよね。
コーヒーだったり、ビールだったり、ウイスキーだったり。
シェラカップでも飲めるんですが、浅型くて口が広いので、ちょっと飲みにくい。
キャンプ用のマグカップはぜひ一つ用意してほしいです。
シェラカップは複数あったほうが便利ですが、マグカップは一つあれば十分です。
キャンプ以外でも使えるので、お気に入りのマグカップを見つけてみてください。
機能性にはこだわる私でも、マグカップくらいは正直どれでもいいと思っています。
もし詳しく知りたい方は、以下を読んでみてください。
マグカップの違い
キャンプ用のマグカップは主に、素材、構造、持ち手の形状が違います。
素材
ステンレスとチタンがあり、チタンはステンレスの半分くらいの重量です。
登山用途を考えているなら軽量性を重視して、チタンを選びましょう。
登山は特に考えていなければステンレスで問題ありません。
構造
(タップすると開きます)
- シングル
-
シングルマグは文字通り1枚の金属からできているので、直火にかけられます。
冷めた飲み物を温めることがあるならば、シングルがいいでしょう。
- ダブル
-
ダブルマグは2層になっているので、シングルに比べて保温、保冷力があります。
淹れたてのコーヒーや、キンキンに冷えたビールの温度を保ちたいならダブルが良いです。
ただし、絶対に火にかけてはいけません。破裂します。
文字通り2層構造なので、シングルの倍くらい高いのがデメリット。
- 真空断熱マグ
-
真空マグはサーモスなどを代表とする、ダブル+真空断熱構造のマグです。
ただのダブルマグよりも断熱性能が良いので、保温、保冷が最強です。
アウトドア用の真空断熱マグはダブルマグより少し高いくらいのお値段。
自宅でも使えるので、一つあると便利です。
持ち手
持ち手は固定、折りたたみかがあり、折りたたみのほうが便利です。
折りたたみ式はクッカーの中に収納することができるので、コンパクトになります。
できれば折りたたみ式を選んだほうがよいでしょう。
おすすめのマグカップ
スノーピーク チタンシングルマグ MG-142
キャンプ用マグカップのなかで最も写真映えすると思っているマグカップが、スノーピークのチタンシングルマグ300mlです。
チタン製でシングルウォールなので重量が50gと軽量です。
300mlという容量が絶妙で、何を飲むにもちょうど良いサイズなんです。
コーヒー1杯がだいたい150~180mlなので、このマグカップの半分~2/3くらいまで入ります。
このくらいがちょうどいいんです。
450mlのマグもありますが、それにコーヒー淹れると半分以下になるので「収まり」が悪いんですよね。
マグカップの用途って飲み物を飲むだけですから、そんなに大容量である必要はありません。
このサイズがベストです。
サーモス 真空断熱カップ JDH-360P S
こちらは私の友人のおすすめ商品。
真空断熱マグなのに1000円以下と超お手頃。
サーモスなので、性能は間違いありません。
アウトドア向けではないので取っ手はありませんが、取っ手がないから不便だったことはありません。
容量は360mlなので、氷を入れるのにもちょうどいいサイズです。
シングルバーナー
キャンプにぜひ持っていってほしいのがシングルバーナーです。
せっかくシェラカップやマグカップを用意していくのにバーナーを持っていないなんてもったいない!
バーナーがあるとキャンプの楽しみが10倍になります。
シェラカップに水を入れ、バーナーを点火してお湯を沸かしてカップ麺を食べる。
最高なんですよこれが…
みんなで一つのご飯を作るキャンプなら、全員がバーナーを持っている必要はありません。
ですが自分で自分のお湯を沸かしてこそキャンプだと思うんですよね!
キャンプではシングルバーナーというガスバーナーを使います。
カセットコンロの小さい版ですね。
折りたたむとマグカップの中に入るくらい小さくなるので、登山やハイキングでもよく使用されます。
私が一番使っているのが、SOTOのアミカスというバーナーです。
直径5センチ×高さ8センチくらいの大きさで、300mlのマグカップに入ってしまうくらい小さいんです。
キャンプではもちろん、登山やバイクツーリング、公園のお花見とかでも大活躍します。
シングルバーナーとコーヒーセットをバイクに積んで、ツーリング先の河原でコーヒー淹れるのがもう最高なんですよ。。
そんな感じで、シングルバーナーはアウトドア趣味がある方なら絶対に持っておきたいアイテムです。
これ一つあればほとんどのキャンプ飯は作れてしまうので、キャンプの楽しみがより広がっていくでしょう。
こちらの記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。↓
シングルバーナーの選び方
シングルバーナーは使用するガスの違いで2種類、形状の違いで2種類の合計4種類があります。
- CB缶
- OD缶
- 一体型
- 分離型
ガスの違い
アウトドア用シングルバーナーは使用するガス缶によって大きく分かれています。
CB缶用とOD缶用の2種類があります。
CB缶
家庭用カセットコンロでもおなじみの、カセットガスのことをCB缶と呼びます。
コンビニなどどこでも販売していて、1本100円くらいで購入できます。
余ったら自宅でカセットコンロで使えばいいので、経済的なメリットがあります。
サイズが大きいところがデメリットで、バックパックやキャンプツーリングの方には向きません。
また、屋内用のカセットガスは、ブタンガスという沸点が約0℃のガスが使用されているため、気温が低い秋冬キャンプでは使い物になりません。
沸点が約-10℃のイソブタンが入ったCB缶も販売されているので、冬期はこちらを使用するのが良いです。
OD缶
OD缶は、缶そのものがバーナーの土台となるような造りのため、設置時に安定感があります。
また、缶の耐久性もCB缶より強く、アウトドアの過酷な環境に耐えられるようになっています。
OD缶は屋外での使用を想定されているので、中に入っているガスもイソブタン配合になっているメーカーが多いです。
クッカーの中に入れられるサイズなので、収納時がコンパクトにまとまるのがポイント。
バックパックやバイクツーリングの方はこちらが向いています。
形状の違い
ガス缶に直結する一体型とホースを介して接続する分離型があります。
一体型
一体型はガス缶と直結するので、ガス缶が土台の一部となります。そのためコンパクトになるのが特徴。
テーブルの上を占領しないので省スペースなところは他のどのタイプにもないメリットです。
ガス缶の分高さが上がってしまうので、大きい鍋などを載せると不安定になるので向きません。
とは言え分離型より設置の手間が少なく、使用頻度が高いのは一体型のバーナーです。
分離型
分離型はゴトク部分とガス缶部分がホースでつながっているタイプです。
ゴトクの直径が大きく、重心が低いので大きい鍋を乗せても安定します。
収納サイズは大きめですが、キャンプではあまり気にならない大きさかもしれません。
分離型は土鍋を乗せることもできるので、冬キャンプでは重宝します。
極寒の中で食べる鍋は最高に美味いんですよ!
私が使っている分離型バーナーはプリムスのウルトラスパイダーストーブ2というモデルで、分離型バーナーの中ではかなりコンパクトなモデルです。
気になった方はこちらも記事もチェックしてみてください↓
最初はOD缶一体型がおすすめ
最初のシングルバーナーには、OD缶の一体型がおすすめです。
理由は以下の3つです。
- 軽い
- 小さい
- 省スペースで使える
なんといっても軽くて小さいこと。
私が使っているSOTOのアミカスはたったの81g。
ポケットに入る大きさなので、もはや荷物としてカウントするまでもありません。
キャンプにはもちろん、登山やツーリングに気軽に持ち出すことができるので、買ってよかった!と思えるでしょう。
こんな感じで、クッカーの中にガス缶、300mlマグ、シングルバーナーが入ります。
これと別にコーヒーミル、ドリッパーを持っていけば野外コーヒーが楽しめます。
また、CB缶の一体型と比べて使用時に机の上のスペースを取らないのもメリットです。
CB缶だとどうしてもCB缶が横たわるので、その分のスペースがなくなってしまいます。
OD缶一体型バーナーなら最小限のスペースで済むので、小さいキャンプテーブルの上を有効に活用できます。
オススメのOD缶一体型シングルバーナー
SOTO アミカス
SOTOアミカスは、私が5年以上使っていて間違いなくオススメできるシングルバーナーです。
すり鉢状のバーナーヘッドで耐風性が向上しているのでちょっとの風では消えません。
火力は2600kcalと十分すぎるほど。
ゴトクは開くと直径106mmとなり、コンパクトなフォルムからは想像できない大きさで、非常に安定して調理ができます。
直径17センチの大きめの鍋を乗せてもこんな感じで、けっこう安定します。
プリムス 153ウルトラバーナー P-153
PRIMUS(プリムス)はスウェーデン発祥のブランドで、軽量コンパクト、耐久性に優れた燃焼器具に定評があります。
他のキャンプメーカーと比べて、登山者向けのラインナップが多い印象があります。
私もプリムスの燃焼器具には絶大な信頼を置いていて、分離型のウルトラスパイダーストーブ2を愛用しています。
OD缶一体型シングルバーナーのP-153は重量116g、7.5*8.8*3.0cmの手のひらサイズにもかかわらず、火力が3600kcalと高火力。
登山など、調理時間に余裕がないときは、この高火力で時間短縮できるので重宝します。
固形燃料ストーブという手もある
シングルバーナーを買うに越したことはないんですが、他のキャンプ道具も買ってバーナーも買うとなると予算がない…という方もいるかもしれません。
そんなときには固形燃料ストーブがおすすめです。
ブリキ(薄い鉄板)でできた箱型のボックスのなかに固形燃料を入れて持ち運び、パカッと開いてゴトクに変形。
要はただのゴトクなんですが、シェラカップにピッタリで、お湯を沸かしたりごはんを炊いたり肉を焼いたりいろいろできます。
立たせると直径11cmくらいのゴトクになるので、結構大きめの鍋も載せられます。(写真は17cm鍋)
以前、固形燃料ストーブで焼肉をした記事を書いているので、興味があったらぜひご覧ください↓
ストーブそのものは1500円程度で買えて、燃料は100均で買えるので、ライターさえ用意すればバーナー代わりに使えます。
私は炊飯用にいつもこれを持っていっています。
炊飯って時間がかかるので、その間バーナーをずっと使えないのが困るんですよね。
ポケットストーブなら安いので何個でも買えます(笑)
ガスのシングルバーナーはちょっとキツイって方でも、固形燃料ストーブなら用意できるのではないでしょうか。
これがあるだけでキャンプの楽しさが10倍になります!
便利編まとめ
キャンプが充実する4つの道具を紹介してきました。
もはや便利というか、キャンプを十分に楽しむには必須であるかのような説明になっていますがご容赦ください(笑)
これらの道具を用意してキャンプに行ったら最後、沼から抜け出せなくなります。
購入される際は覚悟して、勢いよくポチッっといきましょう。
ではまた!