キャンプ

コットは使い分けが大事!ogawa/Naturehike/DODのコットを比較してみた

Rantaka
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こんにちは。ランタカ(@rantaka221)です。

快適キャンプで欠かせないのが上質な睡眠

キャンプ始めたばかりの頃は、テントやクッカー、バーナーなど、絶対に必要なものを買うのでコットまで手が回らないことでしょう。

でも、少し慣れてきたらぜひ導入して欲しいものがコットです。

キャンプって、普段と違う環境+屋外なのでなかなか快適な睡眠が取れないものなんですよね。

睡眠がしっかり取れれば翌日に疲れが残らず、「キャンプに行って疲れる」ということがなくなります。

今回、ジャンルの違う3種類のコットを比較して、それぞれどんな人にオススメかお伝えしていきます。

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今回比較する3つのコット

今回は、私がキャンプスタイルごとに使い分けている3つのコットを比較します。

  • 左:ogawa ハイ&ローコットワイド
  • 真ん中:DOD バッグインベッド
  • 右:Naturehike コット

それぞれの詳細はこちらから↓

コットを選ぶときにチェックするべき3点

コットを比較するときはこの3点が重要です。

  • 収納サイズ
  • 組み立て労力
  • 寝心地

収納サイズ

まずは収納サイズを確認します。

どんなに気に入ったコットでも、運べなければ意味がありません。

自分のキャンプスタイル(車、バイク、自転車、徒歩)で運べるものを選びましょう。

組み立て労力

どんなにコンパクトなコットでも、脚が多いと組み立て&撤収に時間がかかります。

テントやタープなど、ただでさえ組み立てるものが多いキャンプですから、できるだけ組み立て労力がかからないコットを選びましょう。

特に重視したいのがこの3点

  • 組み立て時間
  • 組み立てに必要なパワー
  • 生地にポールを通すときの引っかかりの少なさ

寝心地

コットの寝心地を左右するのはこの3点。

  • 生地の張り
  • 生地の素材(伸縮性)

スペック比較

コットを比較するポイント3つが分かったところでそれぞれのコットを比較していきます。

ogawa
ハイ&ローコットワイド
Naturehike
アルミベッド
DOD
バッグインベッド
収納サイズ
(直径*長さ)
19cm*59cm19cm*52cm14cm*51cm
使用サイズ191cm*71cm190cm*65cm183cm*72cm
重さ5.2kg3.0kg2.6kg
耐荷重120kg150kg120kg
地面からの高さ25cm / 42cm17cm / 38cm15cm
ハイ/ロー切り替え×
カラーベージュ/グレーブラック/ベージュ/他ブラック/ベージュ/カーキ/タン
組み立て時間3分12秒2分30秒1分47秒
コット比較表

収納サイズ比較

収納袋に入れた状態の大きさを比較します。

左から、オガワ、Naturehike、DODとなっています。

オガワ

サイズ 直径19cm*59cm

他2つと比べると一回り大きく、積載に余裕がないと入らない大きさ。

重さも5.2kgあり、なかなかの重量です。

収納袋は肩紐が付いているので、肩にかけて運べるようになっています。

Naturehike

サイズ 直径19cm*52cm

直径19cmとオガワと同じ表記ですが、ハイコット用の脚を取り出すと17cmほどになります。

軽量、コンパクトで持っていきやすいサイズ感。

車なら余裕で積み込めて、バイクだとちょっと工夫が必要です。

重さは3kgと軽量です。

DOD

サイズ 直径14cm*51cm

今回比較する3つの中で最も小さく、2.6kgと軽い

バイクキャンプでも余裕で持っていけるサイズ感です。

組み立て

それでは組み立てていきましょう。まずはogawaから。

ogawa

収納袋から取り出すと、コット生地、ポール2本、脚2組が入っています。

ポールはDODより太く、Naturehikeと同等。

オガワのコットは組み立て方が特殊で、脚を組み立てて→生地と合体する方式になっています。

脚がかなり頑丈で、ハの字に開いているため安定感があります。

ポールに固定するところは指で押す必要がありますが、あまり力を入れなくてもすんなり入っていきました。

8か所固定して組み立て完了。

収納袋の状態から組み立て完了まで3分12秒

パーツが多いだけあって組み立てには時間がかかりますね。

Naturehike

コット生地、ポール2本、レバー式の脚3本、ハイコット用の脚は別袋に入っています。

ポールの太さはDODより太くogawaと同等。

生地にポールを通すとき、繋ぎ目で引っかかるのがちょっとだけストレスです。

ポールと脚の固定はレバー式

すんなり固定できると思いきや…

かなりのパワーが必要です。

組み立てにかかった時間は2分30秒

早くも遅くもなく普通な印象ですね。

DOD

コット生地、ポール2本、脚は4本で分割式。レバーがなくシンプルな構造。

ポールは組み立て式のチェアのように細く、ちょっと心配になるくらい…

DODはポールを通す部分の生地が半分しか露出していないので、ポールがすんなり最後まで通ります

地味な点ですが、引っ掛かりがなくスムーズで良いです。

組み立てにかかった時間は1分47秒

とても早いですね。

寝心地

続いて寝心地をチェックしていきます。

ogawa

オガワのコットはとても安定していて左右に揺れても倒れる気配が全くありません。

寝返りで揺れても、揺れがすぐに収まってくれます。

脚の構造と、生地の張りが強すぎないことが効いているようですね。

生地があまり伸縮しないので、沈み込みはあまり感じません

私は痩せ型で尻の骨が尖がっているので、腰の浮き具合が特に気になるところ。。

オガワのコットは強い反発もなくフィットしてくれるので今回比較した3つの中では最も寝心地がよかったです。

ogawaのコットは別記事で詳しく紹介しているので、こちらもあわせてご覧ください↓

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【快適すぎる】ogawa(オガワ) ハイ&ローコットワイドを2年使ってレビューする。
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Naturehike

Naturehikeの特徴は張りが強いことですね。レバーを使って組み立てるので、生地にかなりテンションがかかります。

生地の伸縮性が高いので、身体の形に合わせてフィットするイメージですが、細身の私は生地の張りに体重が負けてしまって、腰や首付近に圧迫を感じてしまいます

また、他2つと比べて幅が狭く、肩まわりの窮屈さを感じます。

使う人を選ぶコットかもしれません。

DOD

DODはかなり沈み込みます。

乗った直後は床面に着くくらい沈みました。

ワイドな幅と、生地の柔らかさ、ポールの細さからくる全体的なダル感を感じます。

ただ、寝心地が悪いかと言われるとそうでもなく、ゆったりしていて良いです。

全体的に沈み込むので、普段のベッドとは全然違う印象ですね。これはこれでアリかも…?

総評

積載状況やキャンプスタイルごとに最適なコットを提案してみます。

迷ったときは。利用頻度が一番多いものを買いましょう。

「もしかしたら…」などを考慮してもキリがありません。

もしほかの用途で使う機会が出てきたなら、また買えばいいのです(笑)

積載に余裕のある車キャンパー

ogawaがおすすめ。

車ならテーブルやチェアなどはワンタッチで展開できるような、大きめのギアを揃えている方も多いでしょう。

そんな方なら少しだけ設営に時間がかかるオガワのコットでも問題ありません。

何よりも寝心地、使用時の安定感、安全性が抜群ですので、他を選ぶ理由がありません。

積載ギリギリ車キャンパー、たまにバイクでも行く方

Naturehikeがおすすめです。

Naturehikeは外付けの脚でハイコットにできるのが良いところ。

設営も比較的早くて苦になりません。

Naturehikeはコンパクトなので、サブのコットとしてもオススメです。

バイクキャンパー

DODがおすすめ。

バイクのキャンプは積載のコンパクトさが一番重要なので、DOD一択です。

公式サイトの画像にもバイクに積載している様子が載っていて、ツーリングキャンプを意識して作られています。

ローコット限定になってしまいますが、バイク方はロースタイルが多いでしょうから特に問題ないと思います。

ちなみに私はNaturehikeのコットをツーリングバッグに入れて持っていったこともありますが、大きすぎて重すぎてキツかったです…

まとめ

3つのコットを比較してみると寝心地や組み立て、いろいろな違いがありました。

初めてのコット選びでは分からないことも多く、とりあえず売れているものを買ってしまいがちですが、キャンプ歴が長くなってくるとだんだん選び方が分かってきます。

値段もそこそこするので最初から揃えること難しいと思います。

キャンプに慣れてきたら、ステップアップとしてコットを導入してみると、異次元の快適さを得られます。

キャンプに行って翌日疲れるとか、寝心地が悪くて腰が痛いとかが一切なくなります

そしてキャンプの回数が多くなり、キャンプ沼の奥深くまで沈み込んでいくことでしょう(笑)

今回ご紹介した3つのコットは以下にリンクを貼っておきます。

ぜひチェックしてみてください。

ではまた!

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キャンプ歴5年の快適キャンパー🏕 「ラク・快適・疲れないキャンプ」を発信しています 趣味はキャンプ⛺️と崖のぼり⛰最近は400Xというアドベンチャーバイクで旅してます
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