【長期使用レビュー】プリムス ウルトラ・スパイダーストーブ2 P-155S

こんにちは。ランタカです。

今回は私が2年間愛用しているプリムスのシングルバーナー「ウルトラ・スパイダーストーブ2 P-155S」を紹介します。

2年間、約12回のキャンプで実際に使った感想をまとめました。

使いやすく、見た目がかっこいいのでとても気に入っているギアなので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

スペック

出力:3.6kW/3,000kcal/h(250Tガス使用時)
ガス消費量:210g/h
燃焼時間:約65分(IP-250ガス使用時)
ゴトク径:大168mm/小118mm
収納サイズ:9.3×10.0×3.5cm
本体重量:167g
□ ガスプレヒート機構内蔵
□ ナイロンスタッフバッグ付属

 

 

 

 

最大展開時の姿。もう何回も使っているので変色している部分もありますが、なんといってもこの特徴的な外観が素敵です。

分離型バーナーというと、鉄の棒を曲げて作ったものが多い中、プリムスはアルミをプレスしてできているような、ソリッド感があります。

調理器具なんだけど、「メカ感」が強く、とてもカッコいいですね。

左右対称の4本ゴトクが「翼」を連想させ、ガンダムに見えてきました・・・

 

 

 

変身!

 

 

 

延長ゴトクを折りたたむと、マグカップやシェラカップ使用時にちょうどいいサイズ感です。

 

 

 

ガス缶接続部分は鋳造のようです。点火装置はありません。

シングルバーナーを長年使っているとまず点火装置が壊れるんですが、これはそもそも点火装置がないので壊れません。

コンパクト化、軽量化にも寄与しているので素晴らしいですね。

点火装置、いります??

この潔さが玄人っぽくてカッコいい。

 

 

 

 

ガスのプレヒートパイプがあるので、ドロップダウンによる火力低下の心配がありません。

ガスがジェネレータ(火が出るところ)へ送られる前にプレヒートパイプを通ることで熱せられて気化を促進するので、ガスが低温でも強制的に気化してくれます。

 

 

 

収納時は脚部をたたみます。

細くてスタイリッシュな脚のおかげで、折り畳み時も無駄なスペースが生まれず、コンパクトになります。

ジャストサイズのメッシュケースが付属します。

 

 

ウルトラ・スパイダーストーブ2を購入した理由

キャンプを始めた頃は、SOTOのアミカスというOD缶のシングルバーナーだけを使用していました。これは一体型なのでとても小さく、キャンプだけでなく登山、バイクツーリングでも使用しています。小さいが故、大きい鍋を安定して置けない場面がありました。

SOTOアミカスについてのレビュー記事はこちら↓

OD缶シングルバーナーの魅力 SOTOアミカスをキャンプ、登山、日常で1年間使った感想

 

 

軽量コンパクトを維持しつつ、低重心で大きいバーナーということで分離型シングルバーナーを探し始めました。

燃料の統一を考えると自然とOD缶になり、比較検討した結果、EPIgas APSA-IIIとプリムス ウルトラ・スパイダーストーブが残りました。

ゴトクの安定感やガスホースのフレキシブルさではEPIに軍配が上がりましたが、見た目が圧倒的に美しいプリムスが勝利しました。

とはいえプリムスも火力は負けてなく、何よりEPIより250gも軽いということで私の用途としてはプリムスが適していたと後から気づきました。完全に、見た目で買ったので・・・(笑)

 

 

 

ウルトラ・スパイダーストーブ2の良いところ

 

大鍋が安定する

冬キャンプと言えば、鍋ですよね!

私は車で行く冬キャンプで鍋をするときは2人用サイズの土鍋を持って行きます。

アルミのクッカーだと熱伝導率が高すぎてすぐに冷めてしまうので、土鍋は必須です。雰囲気も暖かいですし。

4本ゴトクでしっかり支えてくれるので非常に安定します。

 

 

 

点火装置がないので故障の心配がない&コンパクト

冒頭でも紹介しましたが、点火装置が付いていません。

キャンプに行くときはライターやマッチ等の着火できるものを持って行くはずです。

それで着火は十分できるので、故障確率の高い部品はあえて外してしまうという潔さに脱帽。

初心者向けとは言えないですが、慣れた方はこっちのほうがいいのではないでしょうか?

シングルバーナーの点火装置って、ガス開けてもなかなか点火せず、何回もカチカチやっているといきなり「ボッ‼」って付くのでびっくりしますよね。

ライターで点火するときは、予め火を出しておいてからガスを開けるので、着火のタイミングをコントロールしやすいです。

私は点火装置がついているものでもほとんど使用しないので、そもそも点火装置が付いていないバーナーは、その設計思想に共感できます。

 

 

 

プレヒートパイプで火力低下の心配がない

プレヒートパイプというガスを予め温める機構が付いているので、長時間使用してもドロップダウン(ガスの温度低下による火力低下)が起こりません。

冬に長時間使っても火力が落ちないというのはとても安心します。

 

 

 

コンパクトなのでテーブルサイドストレージに入る

私はヘリノックスのテーブルサイドストレージSをいつも使っていて、ライターやLEDライト、ウェットティッシュなどいろいろこの中に入れているのですが、シングルバーナーもこの中に入れています。

机の上は常に必要なものだけ置いておきたい派なので、バーナーは使い終わったらすぐ収納して、また使うときに取り出します。

ウルトラ・スパイダーストーブもこの中に入るので、助かります。重量も167gと軽量なので気になりません。

 

 

 

玄人っぽくてカッコいい

最大のメリットは「カッコいい!!」

所有欲を満たしてくれます。

 

 

 

気になるところ

見た目も機能も最強のウルトラ・スパイダーストーブ2ですが、気になるところもあります。

 

 

軽すぎて滑る

この写真、250gのOD缶を繋げているとことですが、たまに滑って落ちます。

本体が軽すぎて、ちょっと当たると滑るんですね。脚部に滑り止めは付いていないので。そのままスルスル~っと落ちます。

ただ、本当に軽いのでOD缶ごと落ちるようなことはなく、ぶら下がって止まります。

ここは注意する必要があります。

 

 

 

 

ホースの柔軟性がなく、置く位置を固定せざるを得ない

この写真、ユニフレームの焚き火テーブル上でホットサンドを焼いているときなんですが、ガスホースが金属メッシュのため固く、ホースを伸ばしてテンションがかからない状態でないと設置できないという欠点があります。

ゴムホースと違い耐久性は抜群なのですが、配置の制約があることは注意しておく必要があります。

 

 

 

 

プレヒートパイプのせいでトロ火ができない

プレヒートパイプはガスの勢いを促進する機構ですが、ガスを最小にしても強制的に温められて火が強くなってしまう欠点があります。

弱火は問題ないですが、ご飯を炊くときのような超弱火にすると弱火まで持って行かれます。

このような用途がある場合は、別のバーナーも併用したほうがいいです。私も、ご飯は固形燃料で炊いています。

 

 

 

燃焼音が大きい

正直に言って、うるさいです。

弱火なら「ゴーーーー」くらいでそこまで気にならないです。むしろ心地よい燃焼音。

しかし中火からは「ボーーーーーー!!!」

めちゃくちゃ風が強いときの動画に入ってる風の音くらいうるさいです。

慣れないうちはびっくりすると思います。

対策はありません。受け入れるしかないです。

 

 

 

ウルトラ・スパイダーストーブ2をおすすめしたい方

プリムス ウルトラ・スパイダーストーブ2を紹介してきました。

購入して2年になりますが、今のところ不満はなくこれからも使い続けるつもりです。

デメリットもありますが、メリットが大きく上回ると思います。

オススメしたい方はこのような方

  • 軽量コンパクトでOD缶の分離型シングルバーナーを探している
  • シンプルで信頼性を重視
  • 冬にも使う
  • 機能だけでなく見た目の美しさにもこだわりがある
  • バイクキャンパーの方

 

参考になれば幸いです。