【検証】ヴォールトをソロキャンプのシェルターとして使ってみた。スノーピークエントリーパックTTの新しい使い方!?
こんにちは。ランタカ(@rantaka221)です。
スノーピークのエントリーパックTT、今では見かけない日はないくらい多くの人が使っていますよね。
4人家族向けとされていて、実際にキャンプ場でエントリーパックTTファミリーをよく見かけます。
私はソロ、デュオで使用していて、ヴォールトのインナーテントだとちょっと広すぎるなーと感じていました。
インナーテントは小さく、前室はもっと大きくなるといいなーと思っていたところ、ヴォールトはフライシート単体でも使えるのでは?とひらめきました。
今回、ヴォールトのフライシートのみで「シェルター」のように使えるかを検証します!
今回のキャンプ場
今回試したのは「西湖自由キャンプ場」
サイトのすぐ目の前が湖で、ある程度区画分けされています。
ソロキャンプの方が多くて、静かで素晴らしいキャンプ場でした。
フライシート設営
まずは普通にフライシートを設営します。
ヴォールトは縦に長いので、一人だと設営がなかなか大変でした。立ち上げまで20分、ロープまで含めると40分かかりました。
設営手順は省略しますが、きれいに張るポイントを紹介します。
前後室部分の4隅のペグダウンが肝です。
ここは最初にペグダウンするのでなんとなくで決めてしまいがちですが、納得いくまで打ち直しましょう。
前方向にかなり強めに引っ張ってペグダウンします。
ここはテンションがかかるので、30cmのソリッドステークがオススメです。
前後4隅のペグダウンが決まればあとは適当に張ってもきれいに見えます。
それにしてもこのテント、ペグダウンが多すぎですね…
真面目に全部やると28ヶ所もあります。
全箇所ペグダウンする必要性はないので、必要最低限で打っています。
- 前後4隅(4つ)
- 各ポール両サイド(6つ)
- インナー真ん中の力布とその下の地面(4つ)
- サイド出入り口(1つ)
ヴォールト単体でシェルター仕様
完成しました!
アップライトポールも立てるとこれほどのスペースがあります。
奥行きは10m近くあるのでかなり長め。ファミリー用のツールームテントと同じくらいありますね。
インナーテントがなくなることで大きな空間が生まれます。
ソロキャンプで使うには贅沢すぎる広さですね。
デュオキャンプでのシェルター利用がちょうどよいサイズです。
インナーとして使うクロノスドームを設営
さて、フライシートだけで使うといっても寝床がありません。
今回が、モンベルのクロノスドーム2型のインナーテントを使ってみました。
2人用テントなのでソロで使うには十分な広さです。
- モンベルの代表的なテントの一つ
- 設営/撤収が3分くらいでできる
- 軽量/コンパクト
- インナーがメッシュになる
グラウンドシートを広げます。
インナーを広げてポールを組み立て
組み立てと言ってもバンジーコードでつながっているので、広げれば自然につながってくれます。
ポールを4隅に固定。
一般的なテントだとポールをスリーブに通す必要がありますが、クロノスドームはポールにフックを引掛けるだけ。
ここまで3分くらいでできました。
ヴォールトにクロノスドームを入れてみる
実際に入れてみたのがこちらです。
この配置だと、ちょうど純正インナーの半分サイズになります。
中から見るとこんな感じ。
高さのクリアランスもちょうどよいですね。
入れるときに少し引っかかりましたが、特に問題なし。
最終的にこの配置にしました。
ヴォールトの前室の広さが2倍になった感覚です。
黒いベルトが本来インナーテントがある位置なので、前室が2倍の広さに。
ソロだと広すぎました(笑)
今回雨は降りませんでしたが、前面パネルをクローズしても、十分な広さがあります。
焚き火テーブル、フィールドラック*2、収納ボックス*2、ゴミ箱、ヘリノックス風チェアをテント内に入れて寝ましたが、まだまだ入りそうでした。
検証結果:ヴォールトはシェルターとして使える!
今回ヴォールトをシェルターとして使ってみた結果、シェルターとして十分すぎる広さになりました!
エントリーパックTTの購入層としては、ファミリーキャンプの初心者や、デュオキャンパーが多いと思いますが、ソロでも十分使えるということがわかりました。
ソロで使う場合は付属のインナーだと大きすぎるので、インナーテント用の適当なソロテントを別で購入することをおすすめします。
普段はファミキャンだけど、ソロキャンにも挑戦したい!なんていうお父様方にはピッタリかもしれません。
以上、検証結果でした。
ではまた!!