黒滝山登山レポ 最初がクライマックスのお手軽スリル体験
こんにちは。
3月上旬の休日に、友人N氏と群馬県南牧村の黒滝山に登ってきました。
たった2時間の山行ですがお手軽にスリルが体験できる山でした。
今回は、お手軽鎖場登山
これまでに、両神山、妙義山、乾徳山と登ってきた私達。半年に1回山に登りたくなる病が発症しました。
前回の乾徳山が往復7時間と眺めの山行だったので、今回はお手軽に行ける山を探します。
前回までの登山レポはこちら↓
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://rantaka.com/mountaineering-ryokamisan/]
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://rantaka.com/mountaineering-myogisan/]
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://rantaka.com/mountaineering-kentokusan/]
最もスリルがあって登りたい山は秩父二子山なのですが、鎖がないので登攀技術、経験がそれなりに必要になりそうです。特に私は岩場でのルートファインディングが苦手で、まだ時期尚早です。
ネットで調べると、往復2時間でサクッと登れて鎖場もある「黒滝山」がありました。
ここに決定。久しぶりに車2台で出発です。
道の駅 オアシスなんもく
7時くらいに東京を出発し、下道で秩父を経由して「道の駅オアシスなんもく」へ。
最近できたのかリニューアルしたのか、施設がとてもきれいでした。
河原にも下りられて、バーベキューもできるようです。
山菜そばを食べて山に向かいます。
駐車場
第一Pと第二Pがあり、第一Pには6台ほど止められるスペースがあります。
昼過ぎについたときには2台停まっていました。
この上に黒滝山不動寺があり、そちらにも車は3台止められますが、登山者は第一Pに止めて下さいと書いてあります。
黒滝山不動寺から登山開始
黒滝山不動寺を横切り、山道に入ります。
5分ほど歩くと分岐へ
六車方面に進みます。荒船山ってここから行けるんですね・・・
こんな道をオフロードバイクで走りたいよね~なんて話しながら、久しぶりの登山ですでに体力がなくなりました。
少し進むと分岐
九十九谷/馬ノ背方面へ進みます。
黒滝山の岩場は最初がクライマックスだった
急に大きな岩が現れ、ハシゴがかかっています。
ハシゴを登り、ハシゴを下ります。
突如現れる馬ノ背
両側が切れ落ちているのでかなり恐怖感があります。
棒とチェーンで守られていますが、頼りないです。
高所感が全く無いところから、いきなり両側が切れ落ちた稜線歩きになるので、かなりビビります。
ハシゴを越えた先も崖の上なのでまともに立てません。
分岐から15~20分くらいで見晴台に到着します。
見晴台の岩は足掛かりが少なく、場所も悪いので脚をガバッっと開かないと登れません。
高度感もあるので、無理はしないほうが良いです。登れても、降りられなくなります。
標高は800メートルくらいでしょうか。どこかが流している民謡が聞こえてきて、山に来ている感じがしませんでした。
見晴台はさっさと切り上げて、観音岩に向かいます。
山頂?観音岩へ
見晴台から少し戻り、観音岩方面へ向かいます。
すごく遠くに見えているので、30分くらいかかると思いましたが、10分くらいで着きました。
観音岩方面への分岐の道は、見た目は危なそうですが、特に滑りやすいわけでもなく、ロープも掴む必要ないくらいでした。
途中、道を外れてロッククライミングを始めるN氏。ここは下がないので危険です。
登頂
観音岩のてっぺんに登ります。
標高が低いので、周りの山々に圧倒されている感じがします。
午後3時なのに雲ひとつなく、快晴でした。
登りは1時間ちょっとでした。
下山
登りにあんなに怖かった稜線もハシゴも、高度慣れしたからか、鼻クソほじりながらサクサク下りました。
下りだけだと30分もかかりませんでした。
黒滝山不動寺で鐘を鳴らして、帰路につきます。この鐘めっっっっちゃくちゃうるさいです。
道の駅オアシスなんもくで外遊び
なんだか物足りない感があり、道の駅でバドミントンとフリスビーで遊びました。
ここが一番疲れた・・・
富岡付近のとんかつ屋でご飯を食べて、帰りました。
黒滝山登山のまとめ
お手軽な鎖場を求めて登った黒滝山でしたが、ちょっとお手軽すぎでした。
難易度は簡単で、往復2時間、最初のスリルはあるものの、帰りはただの登山道。景色もそんなに良いわけでもなく、なんとも微妙な山でした。
この山の登山だけを目的に行くと物足りなさがありますが、道の駅や道中のドライブが楽しかったので結果的には最高でした。
短時間で登れてルートもわかりやすいので、初心者で手軽にスリルを味わう目的で来るのが良いかもしれません。