700円でできる!車内の天井にキャンプ道具積載システムをDIYしてみた
こんにちは。
キャンプ道具の天井積載って、誰しもが一度は考えることなのではないでしょうか。
私もその一人で、車がセダンなので、大きいものがあまり載せられません。
そこで考えたのが車内の天井に銀マットを積載すること。
どのように積載するか考えた結果、700円で銀マットに最適な積載システムを作ることができました。
- 簡単:工具不要で巻きつけるだけで設置できる
- 安価:全部で700円で完結
- 安全:ミラーでの後方確認はバッチリで、急加速、急減速でも絶対に落ちない
他に考えた方法も交えて、紹介していきます。
3つの積載方法を考えた
① インテリアバーを使う
アシストグリップに棒を渡して固定する、「インテリアバー」なるものがあることは知っていました。
引用:クレトム公式サイト
値段もそこまで高くなく、ガッチリしているので購入を検討しましたが、致命的な欠点がありました。
それは、インテリアバー自体が太いということです。
直径6センチもあります。
ただでさえ低い天井高が、インテリアバーの直径により更に低くなってしまいます。
これでは銀マットを積載することはできないので、却下。
天井高の高いミニバンなどではインテリアバーは非常に有効だと思います。物干し竿にもなりますし。
② 車用積載ネットを使う
ネットであれば薄いので、スペースの問題はありません。
しかし、中央がたるんでしまうというのは問題外です。
中央がたるむとミラーでの後方確認ができないため、この方法も却下。
③ アシストグリップを利用して自作する
今回のメインがこちら。
ちょうどいいものがないときは自作に限ります。
詳しくは後述しますが、ネットの代わりにナイロンベルトを使用することで、中央部分のたるみを防ぎます。
前後方向のズレは、ホームセンターに売っていたゴムバンドを利用します。
この方法だと、たるむことなく、ずれることもなく、なおかつ安価に天井に銀マットが積載できます。
天井積載システムに必要なもの
必要なものは、100均などで売っているナイロンベルトとゴムバンドだけです。
ナイロンベルトは5m程度のものが4本必要です。
私はダイソーの荷物留め用のナイロンベルト2本組を2セット購入しました。
ゴムバンドはこのようなものを使いました。
ユタカメイクのボール止めバンジーコード300mm という商品です。 これを4つ購入
やり方
① ナイロンベルトをアシストグリップ間に張ります
ナイロンベルト1本で、対になるアシストグリップに通します。
これにより二重になるので、強度が確保できます。
前席、後席で横に1本ずつ、対角に1本ずつの合計4本張ります。
② ゴムバンドを各アシストグリップに取り付け
結び方は適当です。ゴムバンドを、各アシストグリップに取り付けます。
③ 銀マットを隙間に入れて、ゴムバンドで固定して完成
ナイロンベルトの上に銀マットを滑り込ませて、前後をゴムバンドで挟みます。
前の方は少したわむので、サンバイザーで挟むとより良いです。
積載しないときはゴムバンドが垂れるので、軽く結んでおきます。
毎回この方法でキャンプに行っています
こんな簡単に、天井積載ができてしまいました。
しかも、問題になりそうな前後のズレも一切ありません。
キャンプを初めてから1年くらい経ちますが、毎回この方法で銀マットを3枚積載しています。
ちなみに3枚目からはゴムバンド固定すらしません。そのまま上の隙間に入れ込むだけです。
4枚までは問題なく積載できます。
私はキャンプ道具満載でも山道はかっ飛ばすので、前後、左右に急加速、急減速、急旋回しますが、天井積載がズレてきたことは一度もありません。
ゴムバンドの固定力がかなり強いので、安心感があります。
注意点も少し
少しだけ、注意点があります。
ゴムバンドが強いので、銀マットに跡がつく
ゴムバンドがかなり強力に挟んでいるので、長時間つけっぱなしにすると跡が付きます。
私は特に気になりませんが、なかなか消えない跡が残ります。
前後が少したるんでくる
前側はサンバイザーで固定するのでたるんでも大丈夫ですが、後ろ側はどうにもできません。
出発前夜に着けると翌朝にはダルダルになってしますので、銀マットは出発直前に積載することで回避しています。
銀マットしか積載できない
もともと銀マットを積載するために作ったので当たり前ですが、銀マット以外の積載を想定していません。
とはいえ、このスペースに入る大きさ、重量であれば工夫次第でなんとでもなると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
積載が少ない車でも、かさばる銀マットが天井に積載できれば、かなりのスペースが空きます。
コンパクトなギアを買えば積載に悩むことも少なくなりますが、小さくて良いものは高いですからね。
銀マットであれば天井積載が700円でできるので、他のギアをコンパクト化する予算に回せます。
積載方法を試行錯誤するのも、キャンプの楽しみの一つなのかもしれません。