【もう手放せない】Apple Watchを登山で使ってみた!ヤマレコアプリが便利!!
こんにちは。ランタカ(@rantaka221)です。
2023年の今現在、スマートウォッチは市民権を得たといっても良いでしょう。
休日のお出かけに限らず、ビジネスの場でも一般的になってきています。
私はITエンジニアをしていますが、営業の方でもAppleWatchを着けている方が本当に多くなってきています。
私はAppleWatch SEが発売されたころに購入し、毎日手放せない存在となりました。
風呂入るとき以外は寝るときもずっと着けています(笑)
さて、私は年に2回登山をするライトな登山家です。
登山用の素晴らしい腕時計などは持っているわけもなく、安いG-SHOCKを着けて登っていました。
AppleWatchにしてから、家の中でも腕時計を着けるようになるくらい手放せない存在となったわけですが、登山中も例外ではありません。もちろん着けてます。
AppleWatchを買うときは「これ登山でも便利なんじゃない?」なんて1ミリも思っていませんでしたが、登山向けのアプリがあったり、転倒検知機能があったりと、登山が便利になりそうな機能満載なんですよね。
実際に登山で使ってみると、AppleWatchで地図が見れたり、標高がすぐに分かるのが本当に便利で、登山体験がめちゃくちゃ変わりました。
もはや、登山革命といっても過言ではないでしょう。
これまでAppleWatchを着けて5回ほど登山してきたので、使用感をお伝えしていきます。
登山目線でのApple Watchの選び方
私が使用しているのはApple Watch SE (第一世代)40mmです。
2023年現在では発売から2年以上が経ち、第二世代が発売されています。
登山においては血中酸素と心電図は必須ではなく、転倒検知、加速度センサー、ジャイロセンサーは必須と判断してSEにしました。
Apple Watchのラインナップ 登山の目線
- Apple Watch Series 6,7,8 :オーバースペック
- 心電図、血中酸素 → 登山で必須ではない
- Apple Watch SE:最適
- 加速度センサー、ジャイロセンサー → 転倒検知、方角測定ができるので、登山でもっと活躍
- Apple Watch Series 3 :ちょっと不足
- 心拍数、GPS → マップ表示、心拍測定ができる
登山前のApple Watchの準備
Apple Watchは購入してそのままだと登山では使いにくいので、より便利にするために文字盤をカスタマイズします。
まずは登山アプリのインストールをします。私が使っているのは「ヤマレコ」です。
iPhoneだけのときは「YAMAP」を使っていましたが、Apple Watchで地図を見れるのは「ヤマレコ」」だけなので、この機会に切り替えました。
有料プランもありますが、私は年2回登山のライトユーザなので、無料で使わせてもらっています。
- 心拍数(履歴)
- 日付時間
- 方角
- 標高
- ヤマレコアプリ
- バッテリー残量表示
標高、方角が一目で分かり、ヤマレコアプリがワンタップで表示できればなんでも大丈夫です。
大事なのは、ヤマレコアプリがすぐに起動できること!
地図は事前にダウンロードして、Apple Watchに転送しておきます。
番外編
ちなみにこちらのApple Watch充電スタンド、安いのに質感がよくて最高です。
適度な重量でApple Watchを引っ掛けて落とすことがなくなります。
保護カバーを着けることを強くオススメします
こちら、約2年ほど使用した私のApple Watch SEです。
全面キズだらけ…
日常生活ではこんなにキズが付くことはないんですが、登山やキャンプ、DIYなど、ハードな用途で使用しているのでこれだけキズがついてしまうんですね。
保護カバーを外せばこんなに綺麗。
キズ一つありません。
Apple Watch を全面で保護するタイプのカバーです。
付け外しは一瞬なので、汚れたら洗えばいいだけ。
アウトドアやっていると、汗が固まったカスみたいのとか、砂とか土とかいろいろ付着しますが、丸ごと水洗いでOK。
外側だけ覆うバンパータイプもありますが、隙間にゴミが溜まるのに付け外しが面倒なので、不潔なんですよね。
全面カバータイプが間違いないです。
ちなみに、登山中の鎖場でApplewatchを岩に強打して割れたことがありますが、カバーが割れただけで本体は無傷でした。
本当につけててよかったと思う瞬間が何度もあったので、カバーは付けておくことを強くオススメします。
私が使っているカバーはこちら
登山中の使い方
ヤマレコアイコンをタップするだけでマップと現在地が表示されます。
常時表示の機種であれば、アプリを起動しておけば何もしなくても表示されますね。
登山中はマップと現在地を把握するのが重要ですが、Apple Watchを見につけていればスマホいらず。
ジャイロセンサーのおかげで向きに合わせてマップが回転するので、分岐でわからなくなった時も方角でわかります。
また、深呼吸のタイミングも教えてくれます。
普段からApple Watchを付けていて思うのが、深呼吸の大事さ。
急登や岩場が続くと心拍数が上がりっぱなしになるので、深呼吸の通知が来ます。
呼吸が浅くなっていることってなかなか気づかないんですが、AppleWatchが客観的に判断してくれるのが本当に良いです。
Apple Watchがあれば登山で迷わなくなる
「Apple Watchを登山で使うと便利そう」
使い始める前はその程度の感覚でした。
便利なだけでなく、安全性も向上することが分かりました。
AppleWatchがないときの話
これまではヤマレコやYAMAPなどのスマホアプリを使っていて、その便利さには幾度となく救われてきました。
分岐で悩んだり、道に迷いかけたときはiPhoneを取り出して地図を確認する。
でもそれすら面倒に感じることもあったんです。
私は登山中はポケットにスマホを入れず、ザックの腰ポケットに入れています。
なので取り出すのが少し面倒なんですよね。
ポケットにスマホを入れると、蒸れるしパンツが突っ張って穴が開くんですよね。
取り出すのが面倒だから、ルート確認が「次の休憩でいいか・・・」と先延ばしにすることがよくありました。
登山道で歩きスマホは危険すぎるし、進み始めた足を止めたくないという気持ち。
確認を先延ばした結果、ルート間違いに気付くのが遅れることが何度かありました。
AppleWatchがあるときの話
スマホでの確認が、AppleWatchに変わったことで、確認する頻度が増えてさらに便利になりました。
Apple Watchでの地図確認は左腕をタップするだけです。
タップするだけなので歩きながらでも確認できるし、確認回数が多くなります。
ウェアラブルデバイスってすごいですね。
「次のポイントまであとどれくらい?」がすぐにわかるので、「このまま頑張ろう!」なのか「少し休憩しよう」なのか判断が早くなります。
スマホを取り出すことがないので無駄な体力を消耗せず、道迷いの可能性も低くなります。
下山時は頻繁に地図を確認するべき理由
遭難が発生するのは登りよりも下りが多いと言われていますが、私もその通りだと思っています。
- スピードが速いので周囲の確認を怠る
- 一度進むと止まるのが大変
- 来た道を戻るので油断する
- 日が暮れてきて、見えにくい
- 日が暮れてきて、焦る
- 迷っても登り返せば戻れるのに、大変だからなんとかなるだろって思ってしまう
私も何度も経験しています。
私は朝遅い系登山家なので、下山時に暗くなってしまうことが多いです。
山が薄暗くなっていくときは本当に恐怖。焦ります。
下山時は足にかかる負担が多く、スピードも出るので「止まる」ことが大変です。
スマホを取り出して地図を確認するのが大変なので、確認する回数が減って迷ってしまうんですね。
Apple Watchによって下山時にも地図を確認する機会が増えれば、迷う可能性も少なくなって安心です。
気になるのはバッテリー
私は日帰り登山しかしないのであまり問題ではないんですが、バッテリーが一日しか持ちません。
宿泊行程の場合は充電器が必須になります。
スマホの充電用にモバイルバッテリーは持って行くと思うのでケーブルを追加するだけではありますが、この点は気になるところ。
2日くらいは持ってくれると充電器不要なので嬉しいですね。
ヤマレコアプリのアップデートでさらに使いやすく!
現在はApple Watch向けの新機能がリリースされています。
予定ルートを登録すると、進捗率と標高がグラフで表示され、歩くペースや下山予定時刻などが表示されるそうです。
必要な機能を文字盤に追加してさらにカスタマイズできるということで、もっと便利になりそうです。
こちらも次の登山で使ってみて、使い心地を見ていきたいと思います。
Apple Watchを登山で使ってみたら便利だった
Apple Watchを登山で使ってみて、想像以上の便利さでした。
主に以下の点がよいところ。
- 地図確認にかかる時間が減る
- 道迷いの可能性が低くなる
電子デバイスに頼りすぎなライト登山家ですが、「思い込み」「過剰な自信」による道迷いを防いでくれて、客観的に自分を見られるようになりました。
試していないですが、転倒検知で助かる命もあるかもしれません。
Apple Watchは登山以外でもメリットが多く、睡眠や健康に関する意識が高まり、生活の質が向上しています。
もともとは全く興味がなかった分野ですが、睡眠分析や心拍数、深呼吸などApple Watchが通知してくれることを少しずつ調べていき、今では関連書籍も読むほど興味深い分野になりました。
AppleWatchはもう手放せません。
ではまた!