バイク旅で僕が持っていくものを全部紹介する|軽量&快適を両立する厳選装備ガイド
どうも、ランタカです。
僕のバイク旅には、いつも決まったスタイルがあります。
軽量で、快適で、どこに行っても困らない。
そのスタイルに合わせて、持っていく装備も自然と決まってきました。
北海道でも、九州でも、3日でも10日でも――
旅の距離や期間が変わっても、基本のセットはほとんど同じです。
日数が増えても衣類が増えることはありません。
3日分の衣類を現地で洗濯してローテーションします。
だから3日でも10日でも1ヶ月でも、持っていく装備は変わらないのです。
僕は登山やアウトドアアクティビティをいろいろやるので、そこで培ったウェア選びのノウハウをバイク旅にも取り入れています。
また、海外バックパッカー旅で培った「必要最小限のモノで生活するテクニック」は、バイク旅とも相性が抜群に良いといつも感じます。
そして、旅のたびに試行錯誤してきた結果、「これだけ持っていけば大丈夫」と思えるセットが固まってきました。
この記事では、僕がバイク旅で実際に持っていく装備をすべて紹介します。
まずは全体の持ち物を一覧でまとめて、そのあとカテゴリごとに詳しく解説していきます。
シートバッグの紹介からキャンプギア、車載工具の中身、歯ブラシやスキンケア用品まで、持ち物全て公開しているので、何か一つでも次の旅の参考にしていってください。
全装備リスト(一覧表)
今回の記事はかなり長くなるので、まずは全装備をリスト形式で紹介します。
その後、セクションごとに詳しく見ていきます。
- ライディングギア
- ヘルメット
- ライディングジャケット
- ライディングパンツ
- グローブ
- ブーツ
- プロテクター
- バッグ・積載システム
- エンジンガードバッグ
- タンクバッグ
- トップケース
- サイドケース
- シートバッグ
- その他小物
- レインウェア
- レインジャケット・パンツ
- レイングローブ
- セームタオル
- キャンプギア
- テント類
- 寝具類
- 調理類
- 焚き火類
- 工具・メンテ用品
- 車載工具
- モバイルコンプレッサー
- パンク修理キット
- スロットルアシストの予備
- チェーンルブ
- 衣類(通年装備)
- ベースレイヤー(インナー)
- ミドルレイヤー(ロンTなど)
- 生活用品
- セルフ洗濯用品
- 歯ブラシ、コンタクトレンズ
- クロックス
- 撮影機材
- カメラ
- 三脚
ライディングギア|これがライドを快適にする
ライディングギアは「旅専用」ってわけではありません。
普段のツーリングに行く時と同じです。
むしろ普段のツーリングも長旅の日帰りバージョンって感じです。
バイク旅=ほぼ走っているので、ライドの快適性が旅の快適性といっても過言ではありません。
ヘルメットの遮音性、ジャケットの温度調整機能、ブーツの防水性ーー
これら全てに妥協は許されません。
バイク本体の旅仕様カスタムについてはこちらの記事でまとめています

ライディングギア紹介
ヘルメット SHOEI Z7

ヘルメットはSHOEIのZ7
SHOEIフルフェイスの軽量タイプなので、性能面ではトップクラス。
快適で文句はないんですが、見た目だけでいうとアドベンチャーヘルメットのほうがいいなーと思っています。
アドベンチャーバイクはバイクの存在感がデカすぎて、ライダーの主張が負けるんですよね…
でもアドベンチャーヘルメットにすると風圧の影響を受けやすくなり、サイズが大きいので収納スペースを圧迫するという意味で機能性は下がります。
現時点では機能性を重視して、フルフェイスのZ7を使っています。
ライディングジャケット(春・秋)
ジャケットは、暖かい時期用と寒い時期用の2種類を使い分けています。

暖かい時期用はPOWERAGE(パワーエイジ)のコンフォートライダース
中厚のナイロン生地で少し通気性があり、ほどよく風を感じることができるくらいの生地感。
ベンチレーションがたくさんあるので春の終わり〜秋の始まりまではこのジャケットを使います。
※コンフォートライダースは2025年にスムースライダースにモデルチェンジしました
胸部プロテクターは別売で、純正品を入れて使っています。
ジャケット内部に専用のポケットがあるので入れるだけです。
薄くて柔軟性があり、「プロテクター着けてる感」がないのがお気に入り。
ライディングジャケット(冬)

寒い時期はTAICHIのソフトシェルジャケット。
これはもう7年前くらいのモデルですが、今も同じモデルが販売されています。
厚手で重く、安定感抜群のジャケット
風を通さず、脇にベンチレーションがあります。
このベンチレーションが結構最強で、昼間太陽が出て暑くなってきた時でも、脇下から大量の風を取り込めるので、すぐに体を冷やすことでできます。
冬に厚着してオーバーヒートして汗をかき、その汗が冷えて寒くなるという「汗冷え」を防ぐためにも、ベンチレーションは必須です。
胸部プロテクターはセパレートタイプを使用
このプロテクターはちょっと厚めで硬いのですが、その分空気の層ができて暖かくなります。
樹脂系の素材なので断熱性もそこそこあり、冬の使用にはちょうどいいです。
グローブ(通年用)
通年持っていく革グローブと、冬用グローブの2種類を使い分けています。
通年用はデイトナのゴートスキングローブ
ヤギ革のショートグローブです。
天然皮革なので最初は硬いですが、使えば使うほど手に馴染みます。
もう10年以上使っているのでベルクロがベリベリになってしまっていますが、普通に使えているので今後も使い続けます。
春秋のメイングローブとしてはもちろん、真冬の昼間はウインターグローブだと暑かったりするので、冬でも必ず持っていくグローブです。
グローブ(冬用)
通年用の革グローブだけで行けるのは春の終わり〜秋の始まりまで。
それ以外のシーズンは冬用グローブも必要です。
冬用はHYODのST-X CORE WINTER GLOVES(LONG)を使っています。
僕の400Xはグリップヒーターとハンドガードが付いているので、何もないよりかは多少風が防げて、熱源もあります。
なので防寒性に振ったグローブよりも、操作性がいいグローブを選びました。
薄めだけど手首までカバーするロンググローブはなかなか種類がなく、レーシング寄りなメーカーのHYODに辿り着きました。
防寒性を備えつつも非常に繊細な操作ができるグローブで、オフロードにも突っ込む400Xでの旅でも快適に使用できます。
ブーツ(春・秋)
3シーズン用のブーツはKEENのTARGHEEというトレッキングシューズです。

バイク用の靴ではなくトレッキングシューズを選んでいるのは、バイクから降りた後のことを重視しているから。
バイクから降りて登山道をちょっと登ったり、岩場を登って絶景ポイントを探したり。
そんなツーリングをするときにはバイク用の靴よりもトレッキングシューズがベストなんですよね。
僕がバイクにトレッキングシューズを使う理由はこちらの記事で詳しく書いています。

トレッキングシューズで行きたいけど、朝晩の高速道路が寒そう…っていうときは、登山用のゲイター(スパッツ)を持っていきます
これをつけると足首の隙間風が完全遮断されるので、かなり暖かくなります。
収納サイズもコンパクトなので、常に入れておいてもいいですね。
ブーツ(冬)

冬にはGOLDWINのGベクターロングブーツに変更します。
ショートブーツだと足首とパンツの裾の間から冷たい風が入ってきて寒いのですが、ロングブーツにして裾をブーツINすれば隙間風が遮断できます。

僕は脚が長めなので、ブーツINスタイルがお気に入り。
ライディングパンツはブーツINして、オーバーパンツはブーツOUTにすれば隙間風は一切入りません。
このブーツはソールにビブラムソールという、登山靴などにも使われる不整地でのグリップ力が高いソールを採用しています。
足裏は登山靴スペックの、バイク用防水ロングブーツっていう感じです。
林道を2輪2足で確実に走破するには、タイヤのグリップだけでなく、靴のグリップも非常に重要。
これが僕の用途にベストマッチしていて愛用しています。
詳しくはこちらの記事で書いているので、ぜひ読んでみてください

2足のブーツの使い分け
ロングブーツとショートブーツの2種類を使い分けていて、どっちを履いていくか?迷うときがあります。
そんなときは目的地付近の最高気温で判断します。
- 最高気温が18度以上の日はショートブーツ
- 最高気温が18度未満の日はロングブーツ
なぜ最高気温で判断するのかというと、日中の快適性を重視しているから。
バイクに乗っていて気持ちいい時間って、やっぱり午前中〜昼ですよね。
その時間はたくさん動き回りたいので、運動量が多くなります。
暖かすぎるブーツを履いているとオーバーヒートしちゃうんですよね。
これが嫌なので、昼間に暑くならないブーツを選ぶようにしています。
一般的に、最低気温は早朝、最高気温は昼に記録します。
例えば早朝の出発時は10度で、昼間の目的地は20度のような、4月中旬の休日
こんな日はショートブーツを履いていきます。
朝の出発時は寒いですが、ゲイターで隙間風を防げばそんなに辛くありません。
高速で一気に移動して、目的地についたゲイターを外して、自由行動。
ただ走り続けるわけでなく、途中気になったところで止まって写真を撮ったり、散策したり。バイクを降りて動き回るので、ショートブーツなら暑くなりません。
こんな感じで使い分けをしています。
プロテクターについて
旅では身軽さも大事ですが、安全性をどこまで重視するかは人それぞれです。
プロテクターは「正解がひとつではない装備」で、ライダーの価値観や、バイクという趣味との向き合い方によって大きく変わります。
僕自身は“家族や仲間に後悔を残したくない”という理由から、できる範囲でしっかり装備するようにしています。
プロテクターは、もしもの時に衝撃を和らげ、生存可能性をほんの少しでも高めるためのもの。
軽快さとのバランスで悩む装備ですが、僕は「生存に大きく関わる部分は守り、その他は省く」という考えで選んでいます。
ここでは詳しい話は省きますが、僕がどんな考えでプロテクターを選び、どこをどう守るべきかについては別記事で深掘りしています。
ケース・バッグ・積載システム

旅の荷物を積載するためのケースやシートバッグなどの積載システムを紹介します。
スペック上の容量を全て合計すると165Lでした。
トップケースやサイドケースが比較的コンパクトなので、アドベンチャーバイクにしては少なめかな?と思います。
- エンジンガードバッグ(8L+8L)
- タンクバッグ(8L)
- トップケース(43L)
- サイドケース(23L+23L)
- シートバッグ(52L)
ケース類は400Xのカスタム紹介記事でもっと詳しく解説しています↓

エンジンガードバッグ GIVI

フロントサイドに常設しているのがエンジンガードバッグ。
僕が使っているモデルは廃盤になってしまいましたが、後継モデルはこちらです↓
旅にだけでなく、日帰りツーリングでも使うので、ここには車載工具やレインウェアなどの「常に持っていくもの」を入れています。
容量も片側8Lとそこそこあるので、夏用シュラフくらいなら入りそうです。
エンジンガードバッグは荷物を入れられること以外にも2つのメリットがあります。
- 足に風が当たらないので寒くない
- 転倒時にクッションになってくれる
また、積載が多くなると後方荷重になりがちですが、フロント側にも重量物を分散させることで、前後の重量バランスを改善することもできます。
完全防水なのでダウンジャケットなども安心して入れられて、かなり重宝するバッグです。
タンクバッグ DEGUNER NB-29MAG

タンクバッグは充電ステーションです。
長旅を続けるためには、いかに充電を保つか?が重要。
キャンプ地では電源がないので、スマホやカメラの充電はモバイルバッテリーから供給する必要があります。
バイクの充電ポートは全てハンドル周りに設置しているので、タンクの上は充電スポットとして最適。
タンクバッグのなかにバッテリーを入れて、USBケーブルで繋いで常に充電状態にしています。
このタンクバッグはツーリングマップルを入れられるサイズなので、地図を見ながら走れるのが便利。
ですが、僕は手元に地図があると地図見運転をしてしまいがち。
危ないのでツーリングマップルはこの位置には入れないようにしています。
トップケースGIVI E43

トップケースは樹脂製を使っています。
全ての装備の中で一番高く、後方に来るため、重量バランスに与える影響が一番大きいケースです。
アルミケースのほうが頑丈でかっこいいんですが、あえて樹脂製を選んでいるのは「軽量だから」です。
このケースは重量が約4.2kgで、同じくらいの容量のアルミケースがだいたい7kgくらいなので、樹脂製ケースのほうが約3kg軽量です。
また、アルミケースと違って厚みがないので、同じ45Lクラスのものでも樹脂製のほうが実容量が大きくなります。
樹脂だと割れやすいとか、中身が守れないとか思われるかもしれませんが、ここも考え方次第です。
そもそもトップケースが割れるほどの事故が起きてしまうと、その時点で旅の継続は難しくなります。
車体にも自分にもダメージがあるので、車体はレッカー、自分は救急搬送になるでしょう。
ではトップケースの中身はどうなるのか?というと、「携行品保険」で修理すればよいのです。
そうなると、トップケースそのものの頑丈さは不要と考えることができます。
サイドケース SHAD SH23

サイドケースも樹脂製です。
見た目はスリムだけど見た目以上に物が入ります。
サイドケースはシートバッグを載せていると開けにくくなってしまうので、キャンプ場でしか使わないものを入れるようにしています。
テントや、調理系、焚き火系ギア、ガス缶などですね。
このあたりのギアは重めのものが多いので、低い位置に積載できるのも重量バランス的にメリットです。
シートバッグ デイトナ防水バッグ

シートバッグは完全防水ロールトップ式の60L
PVCターポリン素材なので完全防水、泥にも強く、丸ごと水をぶっかけて大丈夫なバッグです。
元々は防水タイプではないキャンピングシートバッグを使用していましたが、長旅には向きませんでした。
1週間以上の旅になってくると、どうしても雨に降られるときがありますが、
旅を継続するには荷物を絶対に濡らすことができません。
防水カバーをかけないといけないバッグでは「かけ忘れたとき」の保険が効かないのです。
走行中に雨が降ってきてもすぐに停まれないことがあります。
バイクを降りて観光しているときに、急に雨が降ってくることもあります。
常に防水カバーをかけていれば済む話ですが、防水カバーを付けていると荷物を取り出すのがかなり面倒です。
しかも防水カバーはペラペラで薄いので、上からゴム紐で固定しないと高速走行中は飛んでいってしまうこともあります。
何よりも、走行風でバタバタして鬱陶しいんですよね。
これ実は、全部僕がやらかしたことがある経験です。
PVCターポリンのロールトップ式のバッグであれば、常に完全防水の状態のため、いつ雨に降られても問題ありません。
また、バッグ自体が約800gと非常に軽量なので、宿泊先での運搬が楽です。
この中には主に寝具や衣類、その他小物を入れていて、基本的には宿やテントの中で使うものを入れています。
ロールトップなのでファスナー式よりも開けるのに手間がかかるので、なるべく途中で荷物を取り出さないようにしています。
なのでパッキングにはコツが要ります。
旅慣れた人向けのバッグですが、慣れれば使い勝手は抜群に良いです。
ディスクロックの収納

防犯用ロックの収納ケースを車体に取り付けています。
ETCケースをタンデムステップに取り付けて、その中にアラームロックとリマインダーワイヤーを入れています。
常に車体についているので、忘れることがなく、取り出しやすいのでロックのし忘れも防げます。

サイドスタンドプレートの収納

キャンプ場などで地面が柔らかいところにバイクを停める時、サイドスタンドが沈んでしまうことがあります。
また、斜面にバイクを停める時もバイクが傾きすぎて危険な状態になることもあります。
そんなときにサイドスタンドプレートを使って接地面積を増やしたり、高さを出したりして安全に停車できるように調整します。
ここで重要なのが、「いかに取り出しやすい位置に収納するか」。

僕は左側のタンデムステップに、サバゲー用のマガジンポーチを取り付けて、その中にサイドスタンドプレートを入れています。
ベルクロでベリっとフタを捲ればすぐに取り出せるので、バイクに跨ったまま出し入れができるのがポイント。
一旦降りて、サイドスタンドプレートを取り出して・・・ってやってると、その間にどんどんバイクが傾いてしまいます。
バイクに跨って両足ついたまま取り出せるので、安全にバイクを停車できます。

このポーチは2層になっていて、ファスナー付きの収納とベルクロ式の収納の2ポケット
- ベルクロ部分には高さのないプレート
- ファスナー部分には高さのあるプレート(木材の端材)
2種類のプレートを常に装備して、状況に応じて使い分けます。
レイン装備
レインジャケット ファイントラック
レインウェアは登山ブランドfinetrack(ファイントラック)のエバーブレスフォトンというジャケットを使っています。
悪天候の稜線上でも雨風から守る、超ハイスペックなレインウェアです。
僕は登山もするので登山用と兼用
サイズは普段はMですが、ワンサイズ大きいLにしています。
冬のバイク装備はプロテクターも含めるとかなり大きくなるので、ワンサイズどころか2サイズくらい大きい方がいいかもしれません。
バイクのレインウェアに登山スペックが必要か?と言われると、
- 耐水圧は登山スペックが必要だけど
- 透湿性はそこまで必要ない
というふうに考えています。
バイクは時速100kmで走行します。これは秒速(風速)に直すと約27m/sです。
平均風速27m/sがどれくらいの風の強さかというと、

「人は何かに掴まらないと立てない」
まさに登山の稜線上で耐風姿勢を取るレベル(というか撤退するレベル…)の風の強さになります。
そんな強風の中を数時間走行するわけなので、レインウェアの耐水圧はとても重要。
一方、透湿性はバイクにおいてはそこまで必要ありません。
バイク乗車中は基本的に体は動かないので、息が上がることはないですよね。
汗もかかないので透湿性は多少劣っていても問題ありません。
このファイントラックのジャケットの一番の特徴とも言えるのが、「リンクベント」というベンチレーション機能
側面にかなり大きくベンチレーションが設けられていて、ここから風を取り入れられます。
バイクの走行風は強いので、暑くなってもベンチレーションを開ければすぐに体を冷やせます。
バイクにおいては「片手でベンチレーションが開けられるか?」が重要。
乗車中暑くなったり、トンネルに入って寒くなったりすること、ありますよね。
でも停車できないから耐えるしかない…
片手でベンチレーションの開閉ができれば、走行しながらでも温度調節ができます。
旅では体調が一番大事。
暑い、寒いをできるだけ無くし、体調不良の原因となる「温度変化」をなるべく抑えることも、旅を続けるテクニックです。
レインパンツ モンベルストームクルーザーパンツ
レインパンツも登山ブランド、モンベルのストームクルーザーフルジップを使っています。
モンベルのフラッグシップレインパンツのフルジップバージョン
フルジップなので履くというより巻くという感じで装着します。
靴を脱がずに履けるので、脱ぎにくいバイクブーツとの相性は抜群。
バイク用ではないのでエンジンの熱には注意が必要です。
レインパンツは防寒着としても有効
3シーズン用のライティングパンツでは寒いけど、冬用のオーバーパンツを履くほどでもない…っていうときにはレインパンツを履いておくと結構あったかいです。
グローブ テムレス
通年用グローブの雨対策として、グローブの上からテムレスを装着します。
グローブの上から装着するので大きいサイズが必要で、ナックルガード付きのグローブだと最大のLLサイズでも入りきりません。
防寒テムレスの3Lサイズを買ってきて、中綿をハサミで切って通常テムレスの特大サイズとして使っています。
セームタオル

レインウェアではないんですが、雨対策ということでここで紹介します。
セームタオルです。
洗車の吹き上げや、水泳やる人がよく使っている吸水タオル。
大量に水を含むことができて、絞ればすぐに吸水力が回復する優秀なタオルです。
このタオル、マジで使いやすいんですよ

セームタオルは常に濡れた状態にしておく必要があります。※乾燥しているとパリッパリになってしまい吸水できません。
なので専用のケースが付いてきます。
これをドリンクホルダーに入れて車体に固定してしまうんですね。
カエディアのドリンクホルダーがジャストフィットしました↓
高性能なレインパンツを履いていたとしても、濡れたシートにそのまま座るとおしりから水が滲みてきます。
なので乗車前にはシートを拭くことが必須です。
普通のタオルだと、何度か絞らないとシート上の水滴を完全に除去することができないんですが、セームタオルなら一回で全部吸水できてしまいます。
一回使ってみるとわかるんですが、拭くのが楽しくなっちゃうくらい吸水性がすごいです。

キャンプの朝にも大活躍
朝露に濡れたテント、旅では乾くのを待つ時間はありません。
濡れたままでいると、テントに頭が当たった時に水滴が落ちてきて、装備を濡らしてしまう原因にもなります。
僕のキャンプの朝はテントの水滴をセームタオルで拭くことから始まります。
普通のタオルだと何十回も拭いて→絞ってを繰り返さないといけないんですが、セームタオルなら数回で済みます。

こんな感じで、めちゃくちゃ水を吸います。
僕のYoutubeチャンネルでもテントの水滴を拭いているシーンがあるので見てみてください。(16:56~)
キャンプギア
バイク旅でのキャンプ。
体力回復という意味ではホテルに泊まった方が絶対にいいんですが、それでも初めて訪れるエリアの絶景キャンプ場は、行かないわけにはいきません。
特に北海道や九州のキャンプ場は、関東ではありえないスケールの大きさに感動します。
そして関東ではありえない、料金の安さに驚きます。
そんな、ワクワクするバイク旅でのキャンプで、快適に過ごすための厳選ギアを紹介します。
全部紹介したいところなんですが、記事が長すぎて全部読むのが大変になってしまうので、本記事では主要なギアのみ紹介します。
キャンプギア編だけ別記事で詳しく紹介する予定です。
テント・チェアなど
PAAGOWORKS ニンジャテント

PAAGOWORKSのニンジャテントです。
ダブルウォールで前室付き、シルナイロンで最小重量1160gという登山スペックの超軽量旅テント。
バイクのサイドケースに入るくらい小さいのに居住空間は十分に広い。
シルナイロンは畳まずに収納袋に突っ込むだけなので、設営撤収も早い。
- 軽量性
- 居住性
- 俊敏性
相反するこの3つを「旅」にベストなバランスで両立していて、今この世界で買えるテントの中で最も旅に適していると思っています。
僕の動画の撤収シーンを見てもらえると分かるんですが、(16:08~)
畳まずに収納袋に入れる→巻物のように巻いて、収納完了
という流れがスムーズで、ストレスが一切ありません。
ニンジャテントは公式オンラインショップ限定販売です。
リンクはこちら
Helinox グラウンドチェア

軽量チェアの代表格、Helinoxの中でもかなり軽量なグラウンドチェア
約600gでめちゃめちゃ軽いです。
軽いだけでなく、接地面が広く、柔らかい地面でも沈み込みがほぼありません。

ニンジャテントの前室はそんなに高さがないので、
グラウンドチェアくらいの座面高なら頭が付かずに過ごせます。
MINIMALWORKS インディアンハンガーS

キャンプの快適性を上げるギアハンガー
MINIMALWORKSのインディアンハンガーSを使っています。
主に調理系ギアの「一時置き場」として重宝するんですよね。
テーブルには置けないし、地面にも置きたくない、そういうときにハンガーに引っ掛けるんです。

シェラカップやクッカーだけでなく、ランタンやティッシュケース、ウエスなどなんでも引っ掛けられます。
グラウンドチェア中心のスタイルだとSサイズの高さがちょうどよく、重量も230gなのでバイクキャンプなら必携のアイテムです。
これがあるだけで、「キャンプ感」が出るのもポイント
寝具類
寝具について結論を先に言うと、「シュラフはNANGA、マットはスイッチバックとORAショートの2枚重ね」という組み合わせに落ち着きました。
僕は寒がりで、なおかつ旅では睡眠の快適性を重視しているので、普通のキャンプよりはちょっとオーバースペックにしています。
シュラフ(気温5度以上)NANGAオーロラライト450
シュラフは2種類持っていて、気温に応じて使い分けます。
5度以上のときはオーロラライト450
コンパクトなので圧縮なしでそのままシートバッグに入れます。
シュラフ(気温5度未満)NANGAオーロラ800
5度より低いと寒すぎるので800に変更
450の快適使用温度は5度なんですが、僕は寒がりなので5度くらいでも800使っちゃいます。
僕が考えるシュラフ選びの判断軸はこちらの記事で書いています↓

800はサイズが大きいですが、コンプレッションで圧縮すれば結構小さくなります。
積載にはほとんど影響ないですね。
無圧縮の450より幅が太いくらい。
800はマジで暖かいので、もう幸せです。
僕は細身で寒がりなので5度で800に切り替えますが、
普通の体格で寒さに弱くない人は0度までは450でいけると思います。
クローズドセルマット NEMO スイッチバック
マットは2種類を重ねて幸せな環境で寝ています。
1つめはクローズドセル(ジャバラ)のNEMOスイッチバックレギュラー
これは全身サイズで断熱性もあり、地面がゴツゴツしていてもクッションで吸収してくれます。
パッと広げてすぐに使えるので、テントないで膝立ちする前にまず敷いてます。
インフレーターマット NEMO ORAショート
2つめはインフレーターマットのNEMO ORAショート
特に示し合わせたわけではないですが、マット2つともNEMOですね。
これはインフレータタイプで、自動膨張するウレタン入りのエアマット。
一応自動で膨らみますが、4割くらいまでです。
その先は人力で膨らます必要があります。
僕はショートサイズ(約120cm)を使っています。
ショートにしている理由は、
- 肩から腰までクッション性が欲しい
- 頭は枕があり、太もも以下はクッション性不要
- 軽量コンパクトの中でもクッション性重視
このようなところです。
断熱性はスイッチバッグでカバーしているので、欲しいのはクッション性。
肩から腰までで必要な長さは120cm以下だったので、
積載のコンパクトさを求めてショートサイズを買いました。
ショートだと空気を入れる回数も減るし、撤収も早いのでメリットばかり。
断熱のスイッチバッグとクッションのORAショート
この組み合わせが最強です。
2層になっているので腰が底付きすることがなく、かなり快適に眠れます。
枕 SEA TO SUMMIT エアロプレミアムピロー
枕はSEA TO SUMMIT エアロプレミアムピローを使用しています。
キャンプ用の専用枕を使い始めたのはここ1年くらいで、それまでは衣類をスタッフサックに詰めて枕っぽくしていました。
別にそれでも寝れなくはないんですが、衣類の量によっては膨らみすぎたり薄すぎたり、形も整わないので頭がずれることがありました。
あと、テントとスタッフサックどちらも素材がツルツルなので、枕が滑るんですよね…
ちょっと寝返りを打つだけで枕がズレるので位置を修正しないといけなかったり、地味にストレスがありました。
そこで軽量コンパクトになるエアー式のキャンプ用枕を購入。
小さくて重さは約80g
エアー式なので膨らませないといけませんが、3回くらい息を吹き込むだけで完成。
衣類をスタッフサックに詰めて、形を整える作業よりも早く完成します。
真ん中が凹んでいる形状なので、頭がフィットしてずれません。
また、表面の素材がフリースみたいになっていて、テントやマットとの間でグリップしてくれるので、寝返りを打ってもずれません。
なによりもフカフカなので寝心地がいいんですよね。
マミー型のシュラフの頭に沿うような形状をしているので、シュラフの中に入れることも可能。
頭からの放熱を防げるので冬には重宝します。
正直買う前は、「枕に6500円も出すのか…」と躊躇っていたこともありました。
なんでも代用できるし、最悪なくても寝れるし…
でも、バイク旅におけるキャンプは、ただのキャンプツーリングとは違います。
とにかく一晩過ごせればいいのではなく、翌日フルで活動するための体力回復をする必要があります。
そのためには睡眠環境が大事。
ストレスなく快適に寝れることがバイク旅におけるキャンプの最優先事項なんです。
枕を導入するだけで劇的に睡眠が快適になる!…とまではいきません。
でも、「睡眠時の小さなストレス」は確実に少なくなっていて、その結果として枕導入前よりも快適な睡眠が取れています。
アイマスク・耳栓・ワイヤレスイヤホン
外泊するときには必ず持って行くのが、アイマスクと耳栓とワイヤレスイヤホンです。
特にキャンプでは重要になります。
まずはアイマスク
キャンプ場で常夜灯の近くに設営してしまうと、夜も照明が付いていて明るいことがあります。
また、道路沿いのキャンプ場だと走行する車のヘッドライトが気になることもあります。
真っ暗にならないのは睡眠に悪影響があるので、アイマスクで対策します。
最近はいろいろなアイマスクが売られていて、3D立体とか充電式で暖かくなるやつとかありますが、普通のペラペラの黒いアイマスクで十分。
続いて耳栓、ワイヤレスイヤホン
キャンプ場ってうるさいんですよね。
特に風の音。
風がテントを揺らし、テントのフライシートがガサガサ鳴ってめちゃくちゃうるさいです。
耳栓なしで寝ると風の音で起こされることが何回もありました。
道路が近ければ車の音がするし、夜までうるさいキャンパーが近くにいることもあります。
耳栓は手軽に使える睡眠時の音対策で、充電とかいらないので常に2つくらいは持つようにしています。
耳栓は繰り返し使えるタイプと1回使い切りのタイプがあります。
僕は1週間以上の旅もあるので、繰り返し使えるタイプを使っています。
バイク旅だけでなく飛行機や長距離バスでの移動など、普段の旅行にも使えるので旅好きな人は持っている人も多いですね。
使い切りタイプは、MODEXがおすすめ。
低反発のスポンジみたいな感じで、潰してから耳の中に入れます。
遮音性は抜群で、フィットすれば最強なんですが、どのモデルがフィットするか?が問題。
そこで最初に8種類試せるお試しセットがおすすめです。
この中から自分の耳にあっているモデルをみつけて、そのモデルをまとめ買いするのが経済的です。
状況によってはノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンを使用します。
僕はAirPodsPro2を使っていて、ノイキャン性能はめちゃくちゃいいです。
AirPodsPro(第一世代)と比べてもかなり良くなっていて、正直上記のMOLDEXを超えてきているとさえ思います。
難点が1つあって、充電の持ち。
僕が睡眠用途に使っているのがおかしいので別に文句はないんですが、朝まで充電が持ちません。
何時間で切れているのかわかりませんが、起きたらただのイヤホンになっています。
それでも、睡眠は入眠時にいかに快適にできるかが重要なので、朝方ノイキャンが切れているからといって不快だったことは特にありません。
耳栓にもワイヤレスイヤホンにも共通して言えることなんですが、睡眠時につけているといつの間にか外れてどこかへ行ってしまうことがあります。(シュラフをひっくり返すと出てくる…)
探すのがけっこう大変で時間がかかったりするので、なくさないようにシリコン紐をつけてから装着するようにしています。
装着時に一手間かかるのですが、朝の大捜索と比べたら微々たるものです。
調理類
シングルバーナー SOTOアミカス

バイク旅でのバーナーは、OD缶シングルバーナー1つだけです。
軽量性だけでいうとアルコールストーブや固形燃料のほうがいいですが、点火までの速さや火力調整のしやすさ、熱量などトータルの利便性ではガスバーナーに優位性があります。
僕が使っているバーナーはSOTOのアミカスSOD-320です。
重量が81gと軽量で、4本ゴトクが標準装備。
軽いのに安定感があり、ソロキャンプで使いやすいです。
アミカスはSOTOのシングルバーナーの中でも比較的安価でシンプルな機能ですが、特に困ったことはありません。
低温時でも火力が落ちにくい「マイクロレギュレータ」は非搭載。
耐風性が特に高いわけでもないですが、マイナス8度のキャンプでも問題なくお湯が沸かせています。

EVERNEW チタンクッカー MP500 Flat

湯沸かし専用で使っているのがエバニューのチタンクッカーMP500Flat
500mlの容量で、カップ麺やコーヒーのお湯を沸かすのに十分な容量があります。
このクッカーの特徴はとにかく軽いこと。
チタン製でなんとたったの79gです。
また、本体がほんの少しだけ楕円形になっているのおかげでフタがピッタリはまります。

注ぎ口が細いので、コーヒードリップもそのままできる。
深型なのでスタッキングもしやすく、バーナーとマグと合わせて「湯沸かしセット」としてまとめています。
スノーピーク チタンシングルマグ300

マグはスノーピークのチタンシングルマグ300
チタン製で超軽量の50g
こうして改めて見ると、シンプルなのにどこか上品ささえ感じる美しいデザインに惹かれますね。
シングルマグはそのまま火にかけることができるので、飲み物が冷めてしまってもバーナーに当てればまた温かくなります。

300mlのマグはコーヒードリップに最適なサイズ
コーヒー1杯は180mlでいつも入れるんですが、マグの容量の6割くらいなので、ちょうどいいんですよね。
ちなみにドリッパーはユニフレームのコーヒーバネットです。
テーブル スノーピーク オゼンライト

テーブルはスノーピークのオゼンライト
重量270gで超軽量
組み立て式で4本足がしっかり付くので、かなり安定感があり、持ち上げても天板が曲がりません。

テーブルの高さは9cmくらい
グラウンドチェアのあぐらスタイルにちょうどいい高さです。
よく比較されるのがSOTOのフィールドホッパーで、実際僕も悩んだんですが以下の理由でスノピにしました。
- フィールドホッパーより軽い(395g→270g)
- フィールドホッパーより収納サイズが薄い(19mm→約8mm)
フィールドホッパーはワンアクションで広げるだけなので楽ですが、オゼンライトは組み立てがけっこう難しいです。
僕はもうプロなので20秒くらいで組み立てられますが、コツを掴むまではちょっと時間がかかります。
焚き火類
焚き火台 PaaGoWorks NINJA FIRESTAND SOLO

パーゴワークスの焚き火台、ニンジャファイアースタンドソロです。
なんと275gという重量。あのピコグリルよりも軽いです。
軽いのに市販の40cm薪が切らずに乗せられます。
これが旅キャンプでは嬉しいんですよね。
一度火をつければあとは薪をガンガン乗せていくだけなので、いちいち薪を切る必要がありません。
旅キャンプは忙しいので、薪切ってる場合じゃないんですよね。
火床がメッシュで風通しが良いので、空気送らなくても勝手に燃えてくれます。
これも地味に嬉しいポイント。
火床の通気性が悪いと燃え残りの炭が多くて、翌朝の撤収もめんどくさくなるんですが、メッシュだとほぼ灰になるので片付けがとても楽です。
軽いだけじゃなくて、旅の夜の焚き火にマッチした性能も備えている、優秀な焚き火台です。
焚き火台 SoloStove ソロストーブタイタン

もう一つ使っている焚き火台がSoloStoveのソロストーブタイタンです。
2次燃焼系のネイチャーストーブで、ちゃんと使うと美しい炎が出ます。
重量は467gとそんなに軽くはなく、組み立てもないので少し嵩張ります。
とは言っても直径13cm×高さ14cmの収納サイズなのでサイドケースに入れています。
ソロストーブタイタンのいいところはその手軽さ。
暖かい時期は、別に焚き火が必須ではありません。
なので焚き火台を持っていかないこともあったんですが、やっぱりキャンプの夜は炎が欲しいんですよね…
焚き火をしたいというより炎がほしい。バーナーの火でもキャンドルランタンの火でもなく、燃え盛る炎が欲しいんです。
でも、
薪を買うのも面倒。組み立ても面倒。
火の世話をするのも面倒。片付けも面倒。
焚き火のめんどくさい部分、全部やらなくていいのがソロストーブタイタンです。
ソロストーブは薪を使いません。

これ、木質ペレットです。
ペレットストーブ用の木質ペレットをソロストーブの燃料として使います。
ソロストーブの設計指向が、ネイチャーストーブに近い、枝や落ち葉などなんでも突っ込んで燃やす感じなので、ペレットを詰め込んで上に着火剤を置くだけで勝手に燃え始めます。

完全燃焼が始まってからの火力はかなり強くて、鉄板でステーキ焼けるレベルです。
ユニフレームのちびパンがジャストフィット
アツアツの鉄板で、ジュゥワァァアアアアって肉を焼く瞬間がたまらないんですよ
着火から自然消火まで2時間くらいしかないですが、旅ではこれくらいがちょうどいいんです。
夜遅くまで焚き火をするのではなく、焚き火しながらご飯を食べて、ちょっとゆっくり。
あとはテントに入ってすぐに寝ます。
ソロストーブなら完全燃焼するので、灰すら残りません。
翌朝、冷えたストーブをそのまま収納袋に入れるだけです。
- 薪がいらない
- 組み立てがない
- 火の世話をしなくていい
- 灰すら残らない
焚き火は面倒だけど炎が欲しいっていう、究極にわがままな欲望を満たしてくれる焚き火台がソロストーブタイタンです。
軽量コンパクトと追求する僕でも、これだけは贅沢品として持っていくことがあります。
工具・メンテナンス用品
車載工具も厳選しています。
そもそもなぜ車載工具が必要なのか?
どんなトラブルに対応できる必要があるのか?
というところから考える必要があります。
僕が考えている、車載工具で対応するトラブルは以下
- 自分で取り付けたパーツの脱着
- タイヤのパンク修理
- ミラーの緩み
- 電装パーツやスマホホルダーの緩み
- チェーン給油
- 立ちゴケで壊れた部分の応急処置
これ以外の大きなトラブルは、自分ではどうしようもありません。
自走ができればバイク店へ、自走不可ならレッカーを呼びます。
車載工具
「車載工具」と言っていますが、「メイン工具」です。
電装系のカスタムやパーツの取り付けで普段から使用している工具をそのまま持っていきます。
応急用の工具といっても実際に使えなければ意味がありません。
よくある車載工具セットだと、プラス、マイナスドライバー、10ミリ、12ミリのスパナが入っていたりしますが、それでできることってほぼないんですよね…
カウルを止めているボルトには六角が必要だし、奥まったところにあるボルトはスパナじゃ届きません。
普段のメンテナンスで使っている、「使えた実績のある工具」を積んでいくべきなんです。
パンク修理キット※チューブレス前提
北海道の旅、最果ての地、バイク店がある街まで100kmのところでパンクが発覚するかもしれません。
故障や立ちゴケは自分の不注意から発生することが多いですが、パンクだけは運です。
運悪くパンクしてしまった場合、自分で直せるかどうかが旅のスケジュールに大きく影響します。
パンクは急に空気が抜けるというより、釘などが刺さってからゆっくり抜けていきます。
僕も実際にリアタイアがパンクしたときは、
「なんかいつもより高速道路でタイヤがとられるな…」と思ったものの、まさかパンクしているとは思わなかったので、タイヤの空気を規定まで入れて普通に走り出していました。
その日のツーリングは問題なく終わり、次回のツーリングの前夜に空気圧をチェックしていたら、明らかにリアタイヤだけ異常に減っているのに気づいてパンクが発覚しました。
パンクしていてもタイヤがぺちゃんこになるわけではないので、モバイルコンプレッサーなどがあれば、こまめに空気を入れながらバイク店まで走ることはできるかもしれません。
ですがバイクのパンク修理ができるガソリンスタンドは少なく、バイク店も営業時間があります。当日中に間に合わなければ翌日となり、定休日にあたれば1日何もできません。
自分では避けようがないけど誰にでも起こりうるパンクで、貴重なツーリングの1日が潰れてしまうのはもったいないですよね。
こういうときのために、自分でパンク修理ができると安心です。
僕が初めて自分でパンク修理をしたときは、スマホでやり方を調べながらでも1時間で終わりました。
一度やり方を覚えてしまえば30分もかからずにできると思います。
自分でパンク修理ができれば、ツーリング中の時間ロスが1時間で済みます。
そして、「もしここでパンクしても自分で直せる」という安心感が、旅の快適性につながります。
パンク修理キットは大きく分けて2種類あります。
僕は詰め物型をおすすめします。
- スプレー型(応急処置・後日タイヤ交換が必要)
- 詰め物型(完全修理・作業は少し難しい)
スプレー型はこういうやつ↓
対象物を取り除き、スプレーを噴射して穴を塞ぐ仕組み。
スプレーするだけなので作業は簡単で詰め物型よりも早く終わりますが、注意点があります。
スプレー型でのパンク修理はあくまで応急処置となり、高速道路の走行は危険、帰宅後速やかにタイヤ交換をする必要があります。
また、スプレー剤がホイールに付着するため、タイヤ交換+ホイール洗浄が必要となり、けっこう高くなります
詰め物型はこういうやつ↓
- 対象物を取り除く
- 穴を広げる(パンク修理ゴムが入るくらいまで)
- パンク修理ゴムと接着剤を挿入
- はみ出たゴムをカット
- 空気を入れる
という作業になります。
正直、1回やれば2回目は簡単なんですが、初めてでやるのは大変です。
特に、「穴広げるって大丈夫なの…?」とか、「ゴムの入れ方、これであってる?」とかの、「不安」があります。
ですが、作業説明のサイトやYoutubeを見れば誰でもできる作業です。
僕が詰め物型をおすすめします、その理由は「完全修理ができるから」です。
詰め物型でのパンク修理は、バイク店やガソスタでやってもらうような本格的なパンク修理と同じです。
作業完了すればその後も今までと同じようにタイヤの寿命が来るまで乗り続けることができます。
一方スプレー型は「パンク修理ができる店まで走行するための応急処置」という位置付けです。
スプレー型で修理しても、結局すぐにパンク修理対応をしてもらわないといけないのです。
しかもパンク修理剤を使ったタイヤはパンク修理不可、ホイール洗浄とタイヤ交換が必要になるパターンが多いです。これでは日程も狂うしお金もかかって仕方ありません。
また、詰め物型のほうがスプレー型よりもコンパクトで軽量です。
これも詰め物型をおすすめする理由の一つです。
モバイルコンプレッサーがある人はこちらのタイプ↓(エアシリンダーなし、コンパクト)
モバイルコンプレッサーがない人はエアリシンダー付きのタイプがおすすめです
モバイルコンプレッサー
USB充電式のモバイルコンプレッサー/電動エアポンプを常備しています。
日帰りツーリングでは、出発前に自宅で空気圧をチェックすればいいですが、長旅では何日も連続でバイクに乗ります。
キャンプ撤収後の出発前、空気圧のチェックは欠かせません。
タイヤの空気圧は気温によっても変化します。
特に北海道は気温の変化が激しく、6月に行った時は一番暑くて27度、一番寒くて6度でした。
例えば27度の富良野でリアタイヤの空気を280kPaで合わせたとして、6度の根室に行くと約260kPaまで下がります。
圧力は絶対温度Kに比例します
- 27度の絶対温度は273K+27K=300K
- 6度の絶対温度は273K+6+=279K
圧力比を計算すると、279/300 = 0.93
6度のときの空気圧は、27度の時の空気圧の約93%になります
リアタイヤで20kPaの増減は燃費やタイヤの消耗に影響が出てくるレベルの変化です。
また、林道を走る時はタイヤの空気を抜くこともあります。
抜けた先でオンロードになったら再び空気を入れたいので、モバイルコンプレッサーがあるととても楽です。
チェーンルブ
長旅では雨に降られます。
キャンプの朝はバイクが結露して、チェーンの油分が失われます。
旅でチェーンメンテを怠ると、シャリシャリ鳴ったり燃費が悪くなります。何よりもチェーンの劣化を早めてしまいます。
僕は初めての北海道ツーリングでチェーンルブを持っていかず、メンテもせずに5日目に差し掛かったところで明らかにチェーンの異音を感じました。
急遽ホームセンターでチェーンルブを買って給油して異音は治りましたが、サビが発生してしまいました。
何度も大雨に降られ、濁流の林道を走りドロドロになったバイクをホテルで水道を借りて洗車していたのでこうなるのは必然でした。
それ以来、旅では必ずチェーンルブを持参しています。
できればクリーナーで清掃してから給油したいですが、さすがに旅で毎日それはできません。
最低でも給油だけはしておけば、異音とサビは防げます。
僕が旅に持って行っているチェーンルブはヤマルーブのセミウェットタイプ。
180mlの少量で売っているので携帯しやすいです。
セミウェットタイプはチェーンにまとわりつくのでタレにくく、自然環境へのダメージが少ないのでキャンプ場でも使えます。
衣類
旅の衣類は最大で3日分だけ持って行きます。
2泊3日でも7泊8日でも、持って行くのは3日分です。
究極に荷物を減らしたければ2日分だけ持って行くことも可能ですが、旅では何が起こるかわかりません。3日分あると余裕ができ、旅の楽しさが広がります。
僕は普段から登山用・アウトドアメーカーの衣類を着ているので、バイク旅でもそれを使います。
登山用ウェアは、過酷な環境で数日間、洗濯もできない状況で過ごす工夫がされています。
その性能は、旅でも有効です。
僕の衣類の考え方は、「夏はインナー毎日交換、冬は1週間着っぱなし」です。
夏は暑くて発汗量が多いため、吸水速乾性能があるインナーを着用します。頻繁に洗濯することになりますが、基本は手洗い、自然乾燥です。
夏は気温が高いので水は冷たくないし、すぐ乾きます。
冬は寒くて発汗量はあまりないため、防臭性の高いメリノウールを着用します。
メリノウールには雑菌の繁殖を抑えて臭いの発生を防ぐ効果があり、これが長期着用を現実的にしています。アンダーウェアをメリノウールに統一することで、「着っぱなし」ができます。
それぞれ詳しく見ていきます。
ベースレイヤー(インナー)
ベースレイヤーは肌に直接触れる部分なので一番重要。
モンベル ジオラインクールメッシュ
夏の時期のインナーはモンベルのジオラインクールメッシュを着ています。
ジオラインはモンベルの登山用インナー。
速乾性能が高く、登山で汗冷えしないようになっています。
ジオラインクールメッシュは、速乾性能を保ちながらも通気性が抜群に良く、暑くて大量に汗をかく時期に最適です。
汗をかいてもすぐに乾くので、不快感がありません。
外で汗をかいてからエアコンの効いた室内に入って冷えることがなくなります。
また、生地そのものの保水性が低いので、洗濯後にすぐ乾きます。
シャワーで手洗い→タオルで水分拭き取り、部屋干しで翌朝には乾くので、旅では大活躍です。
化繊素材なので臭いはつきやすく、前日に着たものを次の日に着るのはキツイです…
僕の場合は1着は着ていき、あと2着持っていく、合計3着で回しています。
1枚あたり66gなので軽量なのもポイント
モンベル スーパーメリノウールM.W.

日中汗をかくことがほとんどない冬の時期はメリノウールを着用します。
メリノウールは「暖かいのに涼しく、汗をかいても臭わない」という、一見すると矛盾した性能を併せ持つ天然素材。
価格は高めですが、快適さ・汎用性・持続性を考えれば、アウトドアや旅好きにとっては“一度使うと戻れない素材”と言えるでしょう。
インナーを夏用のジオラインからメリノウールに変更するだけで、フリースを1枚追加で着たかのような暖かさを感じます。
メリノウールは暖かさの「質」が違うんですよね。
化繊のインナーって着る時にヒヤッとする感じがあるんですが、メリノウールはそれが一切ない。
着た瞬間からじんわり暖かく、ウールの繊維の中に体温を保持してくれている感覚があります。
ダイビングやったことある人にしか伝わらないんですが、「ウェットスーツを着て水中にいるときの、ぬるい感覚」が一番近い。
体の表面にぬるま湯の層ができて保温してくれる感じ。
それだと暑くなるんじゃないかって思うかもしれないんですが、これがまた不思議で「暑くはない」んです。
夏に旅行に行くときは薄手のメリノウールの半袖Tシャツをよく着るんですが、「暑くはない」んですよね。
涼しいか?と言われると涼しくはないんですが、暑くもない。
やっぱりこれも「ぬるい」という表現が一番しっくり来ます。
メリノウールの特徴は暖かい「ぬるい」だけでなく、「防臭効果」があります。
冬でも脇汗はかくので化繊を1日着ると臭いがキツくなりますが、メリノウールを着ているとほぼ臭いません。洗濯せずに3日、4日と着ても全然気にならないくらいです。
メリノウールが化学繊維より臭わないのは消臭加工がされているからではありません。
素材そのものが、匂いの原因である“菌の増殖”を抑える構造を持っているからです。
化学繊維は、汗や皮脂が繊維表面に残りやすく、雑菌にとって繁殖しやすい環境を作ってしまいます。その結果、洗っても匂いが戻るという現象が起きやすい。
一方、メリノウールは汗を繊維の内部に取り込み、表面を比較的ドライに保つことで、菌が増えにくい環境を作る。
さらに、天然タンパク質であるケラチンが持つ抗菌性や、匂い成分を一時的に吸着し、乾燥時に放出する性質によって、匂いが“蓄積しない”という決定的な違いが生まれます。
だからメリノウールは、連日着ても不快になりにくく、一晩干すだけで着用感がリセットされます。洗濯できない状況が続く登山やキャンプ、長期旅行で評価が高いのは、機能性ではなく「仕組み」が根本的に違うからなんですよね。
僕は2024年の年末年始に10日間の九州ツーリングに行ってきたんですが、その間メリノウールは着っぱなしでした。脱いだのはお風呂に入っているときくらい。
さすがに5日目超えてきたあたりから、脱いだときにワキがちょっと臭うかも…?と感じることもありましたが、一度も洗濯しなくて問題ありませんでした。
メリノウールは希少なので価格は高いです。
モンベルで1万円近くして、他のアウトドアブランドだと1.5万くらいはしまう。
ユ◯クロのヒート◯ックが5着くらい買えてしまう金額ですが、メリノウールなら5着持って行かなくていいんです。1着着て行くだけでいい。そう考えるとかなりの軽量化にもなります。
僕も昔は冬のインナーといえばヒートテックで、毎日着ていましたが、今はもう全部捨てました。
着心地、暖かさの質、保温性、防臭性、どれをとってもレベルが違いすぎるんです。
もうメリノウール以外は着れない体になってしまいました…
モンベル メリノウールソックス
ソックスは通年メリノウールです。
バイク旅に限らず、日常生活でも毎日メリノウール。
モンベルのアプリの購入履歴を見ると、メリノウールソックスをこれまでの6年間で10足も買っていました…….

ミドルレイヤー(保温着)
季節、気温によってミドルレイヤーを調整します。
ベースレイヤーほど性能にこだわる必要はないですが、かさ張るものが多いので、ここをケチると軽量コンパクトにはできません。
高性能×軽量コンパクト
これがミドルレイヤー選びのポイントです。
フリース
ベースレイヤーの上にはフリースを着用します。
僕は動きやすさとオーバーヒート防止を重視しているので、薄めでストレッチが効くフリースを好んで使います。
バイク旅ではアウターと併用することがほとんどなので、フードなしのタイプだと首周りがすっきりします。
電熱ベスト
電熱装備はバイクとキャンプの防寒着に革命をもたらしたと言っても過言ではありません。
これまでは、体温をいかに逃さないかが重要で、分厚い防寒着を着るかしか選択肢がありませんでした。
それが、電熱ベストを着ると熱源を身に纏うことができ、強制的に暖かくすることができるようになりました。
ON/OFFの切り替えにより、寒い屋外では暖めて、暖房の効いた屋内では暖めないという制御もできるので、オーバーヒートによる汗冷えの危険も回避できます。
防寒の考え方が、分厚い防寒着から、薄手の熱源に変わることで、より薄く、軽くできるようになりました。
バイクにおいては防寒着はバイクジャケットの内側に着ることになるため、分厚いダウンを着てもその膨らみを最大限活かすことができず、防寒性能には限界がありました。
ですが電熱ベストを組み合わせることで、薄手のダウンだけで十分な保温力を発揮することができます。
暑くなってきたら電源OFFにすればいいので途中で脱ぐ必要もありません。
また、キャンプにおいてはこれまで焚き火に頼るしかなかった「暖をとる方法」が、電熱ベストに変わりました。
特に朝
キャンプで最も寒いのが朝です。シュラフから出るのが地獄のようにキツイ冬の朝…
起きたらまず電熱ベストを着て再びシュラフにもぐります。
全身が暖かくなってきたらシュラフから出て着替えます。
アウターのダウンジャケットまで着てテントから出たときにはもう体はポッカポカ
これまでは寒いのを我慢して火を起こして、暖をとっていまいしたが、今では電源ポチで暖かくなる時代です。
これはキャンプの朝の時間短縮にもつながるので、バイク旅では必携アイテムです。
電源が切れたら終わるのでモバイルバッテリーの充電を保ち続ける工夫が必要。
僕は10000mAhのコンパクトなバッテリーを3つ持っていき、ガジェット類の充電も併せてローテしています。
走行中にちゃんと充電ができればこの運用で回ります。
その日の走行時間が短いと、全てのバッテリーを充電することができません。「今日は1日キャンプ場でのんびり」みたいな感じだと詰みます。
ダウン(薄手)
夏でも冬でも必ず持って行くのが薄手のダウン。
コンパクトでエンジンガードバッグに入るので、想定外に寒くなったときの保険として持っておくと安心です。
僕はモンベルのスペリオダウンジャケットを使っています。
薄手なのでバイクジャケットの中に着ることができて、電熱ジャケットを組み合わせるとかなりの保温力を発揮します。
また、キャンプのときは厚手ダウンの中に着ることでさらに保温力が上がります。(ダウンの重ね着)
単品でデカいダウンを1つ持って行くよりも、薄手とやや厚めの2つを持って行って状況に応じて組み合わせるのが旅を快適にするポイントです。
このタイプのダウンはユニクロのウルトラライトダウンが有名ですが、暖かさ、軽量コンパクト性どれをとってもモンベルのほうが優秀です。
暖かいというのはもちろん重要ですが、僕が重視しているのはコンパクト性です。
比べてみると分かるのですが、この違いは旅の装備ではかなり大きく、2倍以上の価格の価値を感じています。
ダウン(厚手)
キャンプのときや、バイクジャケットを脱いで街歩きをするときにはこちらに着替えます。
電熱ベストと組み合わせることができるので、暖かさ重視というよりはコンパクトさ重視です。
僕は普段から使っているミレーのダウンをいつも着ています。
生活用品
軽量、コンパクトな荷物で旅を続けるために、海外バックパッカー旅で培った洗濯ノウハウを公開します。
僕は3セットの衣類を使い回し、セルフ洗濯しながら旅を続けています。
洗濯機やコインランドリーがなくても、水道があるところで自分で洗濯するだけです。
宿にあるランドリーは台数が少なく、順番待ちになることもあります。
また、夜間は使用できないなど、あてにしていたのに結局使えないということが何度かありました。
コインランドリーなら埋まっていることはほぼないですが、そこまで移動しなければならないし、洗濯、乾燥の待ち時間もあります。
セルフ洗濯という手段があるだけで、旅の時間が有効活用できるんですよね。
ここではセルフ洗濯で役立つ…というかこれがないと成り立たないグッズを紹介します。
セルフ洗濯用品
ドライバッグ
水道やシャワーで洗濯するときに必要なのがドライバッグ。
防水素材でロールトップになっているスタッフバックです。
本来、絶対に濡らしたくないものを入れて、外からの水の侵入を防ぐようにする製品です。
洗濯のシーンではその性能を逆手にとって、中に入れた水を絶対に漏らさない用途で使います。
ドライバッグに水またはお湯を入れて、洗濯する衣類と洗剤を入れます。
揉んだり降ったり手を入れて押したりして手洗いし、すすぎます。
水気を切ってドライタオルに水を吸わせて脱水。
最後にドライバッグの水気を拭き取って、テントや部屋で乾かします。
薄手のインナーなら翌朝に乾くし、乾ききらなかったらシートバッグにくくりつけて走行風で乾かせるので次に使うときには完全に乾かすことができます。
ドライバッグ自体の重量は32g
普段はこの中に洗剤やタオルなどの洗濯用品、歯ブラシ、コンタクトなどの衛生用品をまとめて入れておき、宿でシャワールームに行くときにまとめて持っていくようにしています。
洗剤シート
ドライバッグで手洗いするときの洗剤は、「洗剤シート」というものを使います。
これは洗剤がシート状に固まっているもので、水に入れると溶けて洗剤になります。
液体ではなく個体なので、移動中、不意に漏れるリスクがありません。
自宅で使うような洗濯機用の液体洗剤は、弱アルカリ性であることが多く、それを使って手洗いすると手が荒れます。
このシート洗剤は、正確な成分表記はありませんが手洗い可となっており、実際に僕も何度も使っていますが一度も手が荒れたことがありません。
10cmくらいの正方形の紙みたいになっていて、真ん中で分割する切り込みが入っています。
1回の手洗い洗濯では1/4枚くらいで十分です。
僕は1枚のシートを4分割して、小さいジップロックに入れて持ち運んでいます。
海外旅行でも洗濯シートが活躍します。
国際線の液体物機内持ち込みは100mlまでと制限があります。
シート洗剤ならこの制限を気にせず持ち込めるので、チェックイン時の気掛かりが1つ減ります。
ドライタオル
手洗い洗濯の脱水は、タオルで吸わせるのが一番早いです。
宿にタオルがあればそれを使うのが一番ですが、ない場合やキャンプの場合はタオルも自分で用意します。
水泳用のドライタオルは吸水性は抜群で、一度水を吸っても絞ればまた吸えるようになります。
洗濯後の脱水の用途に完璧にマッチしていて、このタオル自体も速乾なので翌日には乾いた状態でバッグに入れられます。
肌触りも悪くないので、シャワー後に体を拭くのにも使っています。
サンダル(クロックス)
キャンプ場で過ごすときや宿について近くの飲食店に行くとき、バイクブーツを履きたくありません。かといって普段履きの靴を持って行くほどでもない。
サンダルがあると便利です。
僕はクロックスを使っていて、キャンプで設営が終わったらこれに履き替えます。
これに履き替えるとリラックスモードになるので楽なんですよね。

S字のカラビナを使ってクロックスをまとめて、シートバッグのフックに引っ掛けるようにすると外付けができるのがポイント。
水を吸わない素材なので、雨に濡れてもタオルで拭けばすぐ履けます。
穴が空いているから風を通して寒いのでは?と思っていたんですが、意外と風を通さないので、0度くらいまでなら普通にクロックス+靴下で寒くなかったです。
さすがにマイナス5度とかになると寒いので、そのときはダウンシューズを履きます。
ダウンシューズを履いたままクロックスが履けるように、普段より2サイズ大きいのを履いています。
撮影機材
カメラ
ミラーレス一眼 SONY α7CII

SONYのフルサイズミラーレス一眼α7CIIをメインで使っています。
僕はバイク旅の写真、動画を撮ることが好きで、特に動画性能を重視しています。
α7CIIの動画性能は、SONYの一般向けフラッグシップのα7IVと同じで、コンパクトかつハイスペックを両立した機種です。

僕はファイダーをほぼ使わないけどマイクは常時つけているので、センターにファインダーがある機種よりもフラットでホットシューだけがある機種のほうが使いやすいと感じます。
写真メインの人はきっとファインダーがあったほうがいいと思いますが、モニターの解像度が高いので、ピント拡大などの機能をフル活用すれば、ファインダーがなくても問題ありません。
アクションカメラ DJI OSMO ACTION4

走行動画はDJIのOSMO ACTION4をアゴマウントで使っています。
SONYのミラーレスで撮った映像と、アクションカメラの映像どちらも動画で使用するので、色合わせのしやすさからDJIを使用しています。
ワイヤレスマイク DJI MIC2
アクションカメラで走行動画を撮ると必ず当たる壁が、「音」です。
バイクの風圧はものすごいので、風切り音低減機能が優秀なカメラでも、完全に防ぐことはできません。
風の当たらないところで収音できれば風切り音は入らないので、別のマイクが必要になります。
以前はアクションカメラのUSB端子にマイクを繋げてなんとかやっていましたが、配線が面倒だったり雨が降ると使えなかったりと不便でした。
近年はワイヤレスマイクが普及し、アクションカメラとBluetooth接続してワイヤレスで収音することができるようになりました。
僕はDJIのアクションカメラを使っているので、同じくDJIのワイヤレスマイク「DJI MIC2」を使用しています。
トランスミッターはライディングパンツのリアポケットやジャケットの背面部分などの風が当たらない位置に設置します。
電源を入れれば自動でカメラとペアリングされ、カメラ側で収音されるので、後から編集で合わせる手間もありません。
ワイヤレスマイクはバイクの動画を撮る人にとっては革命的に便利なアイテムです。
三脚
トラベル三脚 Manfrotto Elements スモール

メインの三脚はManfrottoのElementsスモール(アルミ)です。
重量1.15kgでそこまで軽いわけではないですが、「やや軽いけど安定感がある」立ち位置の三脚です。
最大まで伸ばせば143cmになるので実用的にはこれで十分です。
脚の開きが3段階調整できて、斜面や不安定な場所でも確実にカメラを支えられるのがいいです。

シートバッグの上にゴムバンドで固定しているだけですが、脱着が早いのでこのスタイルに落ち着きました。
もう3年くらい過酷な環境で使い続けていてネジはサビてきていますが、まだまだ問題なく使えているので耐久性はバッチリです。
ミニ三脚 Leofoto MT-03

メインの三脚の他に、ミニ三脚を多用しています。
足を開くだけなのですぐに設置ができるのと、低い位置から狙えるので迫力のある画が撮れます。
僕が使っているのはLeofotoのMT-03というモデルで、ミニ三脚界の中ではかなり高級なものです。

僕は道路や山の中、キャンプ場など不整地で使うことが多く、脚の開き角度を個別に調節できることが必須要件です。
また、載せるカメラもレンズ含めると1kgを超えるので、対荷重がしっかりしたものが必要になります。
その要件を満たしてくれるのがLeofotoのMT-03でした。
まとめ 装備を整えると、旅がもっと自由になる
ここまで、僕がバイク旅に出るときに実際に持っていく装備を一通り紹介してきました。
北海道でも九州でも、3日でも10日でも、このセットをベースに少し調整するだけでどこへでも走りに行けます。
あらためて思うのは、装備は「正解」よりも「自分の旅スタイルとの相性」が大事だということです。
- 荷物を軽くすれば行動の自由度が上がる
- 快適さを上げれば旅そのものの体験価値が上がる
そのバランスをどこに置くのかは、人によって違います。
僕の場合は、
- 軽量であること
- どんな状況でも旅を継続できること
- バイクを降りたあともちゃんと楽しめること
このあたりを基準に装備を選んできました。
この記事の装備セットは、あくまで「僕にとってのちょうどいい答え」
正直、かなり高価なギア、アイテムも多いです。
あなたの旅スタイルや走り方に合わせて、
「これは真似したい」「これは自分には要らないな」と取捨選択してもらえれば十分だと思っています。
関連記事では、
- 400Xを選んだ理由やカスタム
- バイクに登山靴(トレッキングシューズ)を使っている理由
- メリノウールの靴下やインナーの話
なども書いているので、気になるところがあればそちらものぞいてみてください。
旅を快適にする装備を考える時間も、旅の楽しみのひとつです。
じっくり考えて、使ってみて、また改善点を考える。
この記事を読んで、一つでも新しい発見があったら嬉しいです。



































































