「モントープ」TOKYOCRAFTS新作2人用テントを予約した話
TOKYOCRAFTSから新作の2人用シェルターテント「モントープ」が発表されました。
前作のダイヤフォートTCが最高すぎてすっかりファンになってしまった私・・・
2人用シェルターが発表ということで、気になりすぎて調べてみました。
結論、私の心に刺さりまくりで即ポチしました(笑)
この記事では、公式サイト、Youtubeチャンネルの情報を元に、新作シェルター「モントープ」を徹底解説しながら、私が即ポチした理由を語っていこうと思います。
主観や勝手な解釈が含まれた内容になりますが、どこよりも詳しく解説、考察していますのでぜひ最後まで見ていってください。
TOKYOCRAFTSとは
TOKYOCRAFTSはキャンプ系Youtubeチャンネル、タナチャンネルのタナさんが立ち上げたキャンプブランドです。
焚火台の「マクライト」やソロ用テント「ダイヤフォートTC」など、機能美が感じられるデザインが特徴的。
焚火関連グッズからテーブル、ファニチャー類まで多くのキャンプ用品を販売しています。
TOKYO CRAFTSのブランドコンセプトは、言語化できない満足感を提供すること
2022年11月には同ブランド初となるソロ用テント「ダイヤフォートTC」が発表され、販売好調のようです。
私もこのテント、かっこよすぎて発表されて即予約しました。
そんなダイヤフォートTCですが、かっこよくて便利でめちゃくちゃ気に入っているんですが、このテントは一人用なので二人キャンプだと使えないんですよね。
TOKYOCRAFTSから2作目となるテントが登場
そんな中、TOKYOCRAFTSから2人用シェルターテントが登場!
これはチェックするしかないですよね!!
モントープの特徴
TOKYOCRAFTS新作のモントープ、めちゃくちゃかっこいいんですよ!
早速ですが特徴を見ていきましょう。
斬新すぎるデザイン
流行りのパップテントかと思ったんですが、奥行きがあって要塞みたいな感じですね。
角張っていてメカメカしく、男心をくすぐるデザイン。
利便性が高いトンネルテントと、リビングスペースが映えるパップテント両方のいいところを取り入れている印象を受けました。
「かっこいい」のに「便利」という相反する2つを見事に両立させてくれました。
よく、「おしゃれは我慢」と言いますが、モントープはおしゃれなのに我慢しなくていい…!!
風景を切り抜くテント
コンセプトは「風景を切り抜くテント」
前面、背面、天井が四角形に切り抜かれ、まるで額縁に入った絵のように風景を切り取ることができるそう。
正面に焚き火台を置いたり、富士山などの風景を入れる配置にすると素敵な写真が撮れそうですよね。
「額縁構図」という写真の構図名がありますが、まさに風景を額縁に入れたように見えるのがこのモントープです。
天井はメッシュウィンドウあり。
サンルーフを開けてドライブするかのような開放感があり、テント内にいても自然との一体感があります。
夜は星空も見れそうです。
余談ですが、最近は天井が開くテントが増えてきています。
SOTOの2023年新作テントHORUS SOLOもこんな感じで天井が開くようになっています。
冬キャンプ、寒いからシェルター内におこもりしているときでも自然との一体感を感じたいですよね。
そのようなニーズに応えてくれる、天窓解放テントが増えているのはうれしい限りです。
夏に快適に過ごせる
テント内部はブラックPU加工がされていて、遮光性が高くなっています。
TC素材のような、素材そのものの通気性はありませんが、メッシュ窓が大きく取られていて通気性が抜群に良くなっています。
前後、天井、サイドが大きくメッシュで開口するので、熱がこもる心配がありません。
黒いテントだと熱が溜まりやすいっていうイメージがあるんですが、実際はそうではなくて遮光性のおかげでテント内はかなり涼しいんですよね。
ポリテント=夏は暑いが常識だったんですが、最近増えているブラックPU加工テントがその常識を覆しに来ています。
内部ブラックPU加工テントの先駆者はコールマンのダークルームシリーズ。
実際に使ったことがあるのですが真夏の10時でもテント内は涼しくて快適でした。
背面にはフラップが付いているので、雨が降ったときや夜クローズしたいときにも換気ができるようになっています。
申し訳程度のフラップではなく、大きなフラップが付いているので、しっかり換気できるのが良いですね。
夏キャンプは雨との闘い
夏だと避暑地を求めて標高の高いキャンプ場に行くことが多いですが、山の天気は急変しやすく、雨に降られる確率が高めです。
TCテントを使用したいところですが、雨に濡れると撤収がかなーり大変なので、できればポリ素材のテントを使いたいんですよね。
モントープはポリ素材で、遮光性が高くて涼しく、雨にも強いということで文句なしの夏キャンプ用テントです。
冬も快適に使える
全面スカート付きなので、冬も冷気の心配がありません。
スカートは収納可能なので、暑いときは使用せず、寒いときだけ使用することができます。
フロント部分にはメッシュの代わりにTPUウィンドウを取り付けて、冷気を遮断しながら風景を楽しめます。※TPUウィンドウはオプション商品です。
天井部からの換気がしやすいので、暖房器具を使用してテント内にこもるのもよさそう。
さすがに薪ストーブは使えませんが、石油ストーブであれば燃焼対策と結露対策を行えば使用可能ではないかと思います。
モントープのサイズ感
2人用シェルターテントということで、サイズ感を見ていきましょう。
幅 3m
高さ 1.95m
奥行 4.1m
スノーピークのランドネストMを高くした感じ
最近よく展示されているスノーピークのランドネストMが、幅、奥行き感が分かりやすいと思います。
高さは違いますが、なんとなくイメージができるのではないでしょうか。
ソロだと贅沢すぎる広さ、デュオだとちょうどいいサイズです。
インナーテントのサイズ
幅 210cm
高さ 140cm
奥行 270cm
幅、奥行きが2m以上あり、コットが3台入るサイズです。
2人でコットを使っても荷物を置くスペースがあり、近すぎず、遠すぎず最適な距離感を保てます。
ソロキャンプ時のテントなら、インナーテントはコット1台が置けるサイズで十分ですが、デュオキャンプのときはインナーテントはそこそこ広いほうが快適です。
夫婦やカップルだったとしても、狭いテント内でギチギチに寝るのはストレスですからね。
細部へのこだわり
私はモントープが発表されてから、会員先行予約で購入したのですが、改めてじっくり見ていくと非常にこだわりの詰まったテントになっていました。
1作目のソロテント「ダイヤフォートTC」にも言えるのですが、細かいところまで気が利く造りになっていて本当に便利なんですよね。
こだわりポイントを見ていきましょう。
公式サイトには載っていない情報もありますが、Youtubeチャンネルで説明があったものを記載していきます。
天井のメッシュはカラビナで簡単に開閉可能
天井部のメッシュが、カラビナを外すだけで簡単に開閉できるようになっています。
せっかくの天窓でも、開閉が面倒だと結局使わなかったりするんですよね。
ワンアクションで開閉できるようになっているので、大活躍の見込みです。
排水しやすく雨が溜まらない
台形テントなので雨が溜まりやすそうですが、排水の流れができるように工夫されています。
ビルディングテープ専用ポケットがある
設営時に必要なビルディングテープも、サイドの専用ポケットに収納可能。
付けっぱなしだと邪魔だけど、外しても収納する場所がないテントは多いです。
インナーテントに電源コード引き込み口がある
インナーテントは電源コード引き込み口が付いています。
冬のデュオキャンプで電源サイトを使用するとき、インナーテント内にコードを引き込むことができます。
専用なので出入り口にかからず、開け閉めのたびにコードを気にしなくていいのが良いところ。
フロントのひさしを跳ね上げたままクローズできる。
これよく見ていただきたいんですが、フロントのひさしは2本のポールで跳ね上げています。
ひさしを跳ね上げたまま、メッシュをクローズできるんです。
何が言いたいかというと、寝るときにポールを外す必要がないんです。
一般的なテントは跳ね上げたポールを外す必要がある
フロントのパネルを跳ね上げられるテントは多いですが、クローズするときはポールを外さないといけないんですよね。
別にたいした手間ではないんですが、寝る前にこのひと手間があるのが面倒。
モントープはフロントのひさしを跳ね上げた状態が完成形になっているので、跳ね上げたままフルクローズができるようになっています。
これはダイヤフォートTCにも共通して言えることですが、シルエットが変わらないというところもこだわりの一つなのではないでしょうか。
モントープの気になる点
デメリットとまではいきませんが、検討する中で私が気になったポイントを少し見ていきます。
インナーテントを付けると前室が狭い
インナーテントを取り付けた状態だと、前室がちょっと狭いと思いました。
私は道具が多めなので、インナーテントへの動線を確保しつつ荷物を配置するには、少し小さく見えます。
インナーテントを使用しなければ全く問題にならないので、虫が出ない時期はインナーなしで行こうと思います。
強風への耐性
フロントのひさしを跳ね上げた状態が完成形なので、この状態で強風が吹くとひさしが風を受けるので、耐風性が心配です。
ひさしをクローズして固定できる仕様になっているといいなと思っています。
耐水性→心配なし
テントの耐水性も気になったのですが、耐水試験をしっかり行っているということで、安心ですね。
公式サイトにも耐水圧2000mmの記載があるので、十分なスペックです。
テント:150Dポリエステルリップストップ(耐水圧2,000mm)
インナーボトム:210Dポリエステルオックスフォード/PU加工
テント本体の生地の厚さは150Dでかなり分厚いです
一番浸水しやすいインナーテントのボトム部分は210D/PU加工のため、テントの下が水たまりになるほどの大雨でも浸水することはなさそうですね。
モントープの価格
気になるお値段はこちら↓
- モントープ(本体のみ) ¥64,000(税込)
- モントープインナーテント ¥14,800(税込)
2人用オールシーズンシェルターテントと考えて競合製品と比べてみると、少し高めな印象です。
- サバティカル モーニンググローリーTC ¥59,800(税込)
- ゼインアーツ GIGI-1 ¥47,850(税込)
とは言え、モントープが気になっている方はキャンプ上級者の方ばかりですよね。
多少の値段の差はそこまで気にしていないのではないでしょうか(笑)
予約特典がすごすぎる
予約購入者限定で、素敵な特典があります。
本体のみ → TPUウィンドウプレゼント
本体+インナーテント → 10%オフ+TPUウィンドウプレゼント
これすごくないですか!?
8月現在の納品予定は12月なのでさっそく冬キャンプに使いたいところですが、メッシュだと寒いですよね。
TPUウィンドウは透明のビニールクロスのような生地なので、風を通さず景色を見ることができます。
冬キャンプで早速大活躍することでしょう!
また、インナーテントは夏になって必要になったら買えばいいかなーと思っていましたが、セットで買うと10%オフになるのでインナーテントが約半額で買えてしまう…
これは今買うしかないですよね!
販売スケジュール
モントープの販売、発送予定のスケジュールは以下
会員先行予約(終了)- 7/28 19:00~7/31 11:59
- 一般予約
- 7/31 12:00~
- 発送予定
- 12月上旬予定
早めに予約すると今年の冬キャンプにも間に合います!
周りが使いだしてから買おうと思っても、納期数か月待ち・・・なんてこともよくあるので、予約が確実です。
公式サイト から予約ができるので、ぜひチェックしてみてください。
↓のボタンからも予約ページに飛べます
今後もTOKYOCRAFTSから目が離せない
焚火関連製品から始まったTOKYOCRAFTSですが、今ではテントやコット、テーブルなど数多くのキャンプ用品が販売されています。
今回の2人用シェルターテント「モントープ」の発表と同時に新製品が発表されました。
・モントープ
・モントープ インナーテント
・モントープ+インナーテントセット
・モントープ TPUウィンドウ
・UTコットメッシュ
・UTメッシュシート
・オイルランタングローブ槌目アンバー
・オイルランタングローブ槌目クリア
公式サイト から詳細が確認できるので、ぜひチェックしてみてください。