納車1ヶ月で真冬のロングツーリングに行った僕の400Xカスタムを紹介します【NC56】
どうも、ランタカです。
400Xを買ってから今まででは考えられないくらい、たくさんバイクに乗るようになりました。
元々そんなにの乗るつもりじゃなかったのになぜこんなに乗るようになったのか・・・?
その理由は「400Xが快適すぎるから」です。
そこまで快適になったのは、買ってから行った便利カスタムのおかげ。
極寒の真冬でも東京から九州までキャンプツーリングに行けるバイクになりました。
今回は僕の400Xのロングツーリングカスタムを紹介します。
コンセプトは「軽量、快適、コスパ」
カスタムのコンセプトは3つ
- 軽量
- 快適
- コスパ
僕はロングツーリングに行きたくて400Xを購入しました。
詳しい経緯や理由やこちらの記事に書いたので、こちらもチェック⇩
夏を除く3シーズン、長期のキャンプツーリングに使うためのカスタムをしてきました。
見た目や音などの官能的な部分は後回しで、まずは積載性、利便性を追求していきます。
HONDA 400X 2022(NC56)
カスタム紹介の前に車両の紹介をしておくと、NC56(後期型)2022年モデルです。
このモデルからフロントダブルディスクブレーキ、倒立フォークになってカラーリングも変わりました。
NX400が発表されたので、400Xはこれがファイナルモデルとなってしまいましたね。
納車時につけたオプションはセンタースタンドとフロントサイドパイプのみ。
その他は全てDIYで取り付けました。
オプション・センタースタンド
センタースタンドは車体を真っ直ぐに浮かせることができるので、メンテナンスがしやすくなります。
僕は日帰りツーリングで300〜400km走るし、砂浜や林道にも行くので毎回チェーンがドロドロ。
なのでツーリングから帰ってくるたびにチェーン清掃が必要になってくる。
ロングツーリングに行くとすぐに3000kmを超えるので、チェーン清掃、オイル交換の頻度が多くなります。
お店に任せるのもいいですが、ディーラーに往復する時間があれば自宅でメンテナンスできちゃうので、毎回DIYですね。
DIYでメンテするならセンタースタンドはほぼ必須。
迷わずに決めたオプションです。
オプション・フロントサイドパイプ
見た目のカスタムに3万円も出すのか・・・?と悩んだけど、付けて大正解!見た目もいいけど、とにかく実用性がありすぎる。
フォグランプを取り付けるには必須のオプションなので、フォグランプと一緒に購入する方も多いでしょう。
僕もフォグランプは付けたいけど後回し。
フロントサイドパイプの使い道はフォグランプだけじゃなくて、エンジンガードバッグが付けられるんですよね。
パイプなのでヘルメットホルダーやドリンクホルダー、アクションカメラなんかも付けらる。
リアがフルパニアでゴッテゴテなのにフロントがスッキリしていたらバランスが悪いでしょ?
フロントをゴテゴテにするベースとして、フロントサイドパイプが必要ってわけです。
キャンプで雑巾が干せるのもポイント(笑)
ケース、バッグ類
キャンプツーリングに行くためには積載能力を向上させる必要があります。
アドベンチャーバイクといえばアルミのトップケースとサイドケースのフルパニアがかっこいいけど、キャリアなどを含めると軽く20万は飛ぶ・・・
新しいバイクを納車したばかりなのに、ケースでさらに20万は高すぎて無理でした。
とはいえキャンプツーリングに行くためにバイクを買ったので、どうにかして揃える必要がありました。
TOPケースはGIVI、サイドケースはSHAD、キャリアは中古品にする。
これで7万くらいで揃えられます。
たまたまくら寿司の駐車場でSHADのSH23というサイドケースを付けたVスト250を見かけて、サイズ感がちょうど良さそうだったことがきっかけ。
サイドケースは、ソフトケースにすることも考えていたけど、ロングツーリングで雨の中も走り続けることを考えるとハードケースに分があった。
ソフトケースも値段がそこそこする(SH23とほぼ変わらん)ので、ハードケースに決定。
トップケース GIVI E43
トップケースは絶対に必要。ダサいなんてことを言う人がいるが、確かにダサい。
ダサいんかいw
でもサイドケースと合わせてフルパニアにしていると、不思議とダサくない。むしろかっこいい。
それはアドベンチャーバイク=フルパニアというイメージがあるからかもしれない。
そんな見た目の話はどうでもよくて、車体に固定され、ハードケースで鍵が付けられるトップケースは、バイクの中で唯一セキュリティが確保されているところです。。
僕は高額な撮影機材を持っていくし、ヘルメットやインカムなど盗まれやすいものを外に置いておくのは気が引ける。
そんなわけでトップケースは必須なのだけど、本当にピンからキリまであるのが悩ましいところ。
400Xはアドベンチャーバイクとしてみると比較的小さめなほう。類似車種だとVストローム250とかが参考になる。
僕が選んだのはGIVIのE43。Amazonで結構安くてよくタイムセールになってます。
にりんかんやナップスでも実物を見られるし、街中でもこのケースを付けている人を見かけますね。
E43の良さは、軽さだ。
43Lという容量の割に重量が4KGと非常に軽い。
アルミケースでこの大きさだと、ケースそのもので7kgくらいあったりする。
トップケースは車体の一番上に位置するので、重量バランスに影響しやすい。
樹脂製なので割れやすいという欠点はあるけど、3キロの重量差は操作性にモロに影響が出てくるので、トップケースが軽いのはメリットだと思っています。
僕は基本的には撮影機材を入れている。
カメラバッグを丸ごと放り込み、三脚もこの中へ。
それでも全然余裕があるので、脱いだ防寒着や予備のグローブ、クリアシールドなんかもここに収納しています。
日帰りツーリングだと、トップケースとエンジンガードバッグだけで行けちゃいます。
このケースの欠点は、キャンピングシートバッグを取り付けると蓋が全開にならないことと、服とか挟み込むとマジで蓋が開かなくなること。
1点目の欠点は、ケースやシートバッグの取り付け位置をずらせばなんとかなる。それでも全開にはならないけど。全開にしたければ車体から外しちゃうのも手。
僕はよく車体から外しています。カメラ機材を三脚含めて丸ごと取り出せるのが便利なので。
2点目の服挟み込み問題は、GIVIケースあるあるらしい。
特に、脱いだ防寒着をそのままポイっと突っ込んで閉めると、裾がケースの隙間に挟み込まれ、ロック解除時に引っかかって開かなくなる。
ガチャガチャ動かしたり叩いたり叩きつけたりしてなんとかロック解除することができるが、時間もかかるし何よりも焦る。
蓋を閉めるときに気をつければ済む話なので、少し慣れれば問題なくなりました。
実用的でデザインもモダンでアドベンチャーバイクには似合うので、このケースは非常におすすめ。
ちなみにADVモデルもあるけど⇩、クッションと荷掛けフックとバックレストがつくだけ。
クッションはホムセンで発泡ウレタンが500円くらいで変えるし、荷掛けフックもホムセンでフック買ってドリルで穴あけて付ければいい。バックレストは完全に不要、むしろシートバッグ取り付け時に邪魔になるから外したいくらい。
ちなみにADVとシェル(本体)は全く同じなので、荷掛けフック用の穴あけポイントもある。DIYが苦手な人はADVを選んでもいいと思うけど、ハサミで切るのとドリルで穴をあけるのが苦じゃない人は通常モデルを買った方が全然安いですよ。
サイドケース SHAD SH23
片側23L、両方合わせて46Lの容量
台形を逆さまにしたような形をしているので、見た目はスリムだけど意外と物が入ります。
パチグリルやラウンドグリルパン、カセットガスヒーターも入る。
これはニチネンのカセットガスヒーターとCB缶を2本が入っている。幅も深さもあるので、大抵のキャンプ道具は入れることができる。
大きめのシートバッグを乗せると蓋が開かないので、キャンプ場で使う道具だけを入れる用になるかな。
小さめのケースなので車幅もミラーからはみ出さず、すり抜けもできるし駐車場でも邪魔にならない。
シートの高さとサイドケースの高さがジャストでシンデレラフィット。
大きめのシートバッグも安心して載せられます。
欠点は、自立が不安定なこと。
キャンプだと、サイドケースを外して地面に置いて使いたい時がある。
自立はするけど倒れやすく、蓋を開けると必ず倒れる。
サイドケースをそのままキャンプ時の収納箱として使いたい人にはこのSH23は向いていないので、別メーカー品のほうがいいかもしれない
リアキャリアとサイドケースフィッティング
GIVIとSHADの組み合わせなので適合するかどうかは不安でしたが心配無用。無加工ポン付けでした。
リアキャリアはデイトナのマルチウィングリアキャリア。
19-21専用となっているけど、22-モデルにも問題なく使用可能。18年以前のものは適合しないので注意。
サイドケースはSHAD純正の3Pサイドケースフィッティング。
SHADの3PサイドケースフィッティングにはなぜかSH23が適合に書かれていないけど、問題なく装着可能。なんでだろう?
エンジンガードバッグ GIVI
エンジンガードバッグを取り付けることで4つの機能が拡張される。
- 常備荷物の積載+αの収納
- 転倒時にクッションになる
- 過積載時の重量バランスの改善
- 脚の防風効果
まさにロングツーリング、キャンプツーリングのためのバッグなのではないか。
元々買う予定はなかったけど、追加予算を特別承認して買って本当によかったバッグです。
トップケース、サイドケースに比べると優先度は低いけどね。
エンジンガードバッグには以下のものを入れています。
- 車載工具
- 電動エアポンプ
- 雨具
- 吸水タオル
- ウェットティッシュ
- ツーリングネット
常にバイクに積んでおきたい荷物を完全防水で収納できるので、常に車体に取り付けています。
これだけ入れてもまだ入るので、キャンプのときはペグやハンマーなど重量物を入れている。
キャンプの時はどうしても後ろ荷重になってしまうので、できるだけ前後の重量バランスを改善するために、エンジンガードバッグに重いものを入れています。
僕が使っているモデルは廃盤品で、現行品はベルト部分が改良されていて使い勝手が良くなっています。
でもバックルが赤なのが許せなくて、メルカリで廃盤品を探して購入しました。
現行品はこちら⇩
タンクバッグ NB-29MAG
タンクバッグはガジェットポーチ&充電ステーションになっています。
2泊以上のロングツーリングとなると、スマホ、インカム、一眼レフ、GoProはもちろんのこと、電熱ベスト用のモバイルバッテリー、ヘッドライト、LEDランタンなど。あらゆるものを充電する必要がある。
そんなときにこのタンクバッグが大活躍するってわけです。
シートバッグの中で充電すればいいじゃんって思うかもしれないけど、リアまでUSB電源を2本も3本も持ってくるのは不可能に近いし、コンビニに寄る度に充電が終わったデバイスから別のデバイスに繋ぎ変えるなんてことをしないけないので、いちいちシートバッグを開けるのは手間すぎる。
400Xのタンクは鉄なので、マグネット式のタンクバッグが装着可能。
僕のタンクバッグはデグナーのマグネット式で、ツーリングマップルを入れられて、表にも銭入れがついている。
この小銭入れが旅では重宝するんだよね。
観光地の駐車場や有料道路、フェリーの料金支払いとか、財布を出さずにグローブもはめたまま小銭を出せるのがいい。
別に小銭くらいだったら盗られてもダメージは少ないからね。
九州ツーリングで2500KM、高速道路も爆走してきたけど落ちることは全くなく、安心して使うことができた。
メーター周り
400Xのメーター周りってなんかワクワクしません?
スクリーンがあってアクセサリーバーがあって、「コックピット感」があるんですよね。
メーター周りにはスマホやUSB電源、測定器類を取り付けています。
スクリーンがあって雨風を直接受けないので、電源系の故障も少ないんじゃないかと思ってます。
スマホホルダー デイトナ スマホホルダー3
デイトナの新定番、スマホホルダー3
振動軽減なし、リジットタイプです。
400Xのアクセサリバーは直径13ミリなので、付属のパ−ツだけでは取り付けができないので、同じくデイトナから出ている径変換アダプタが必要になる。
ホムセンのゴムで代用できなくはないけど、初めから円柱形状になっているので装着が簡単。高いものじゃないので買っておくと便利。
USB電源とかも同じように径変換が必要になるので、複数個買っておくのがおすすめ。
このスマホホルダーはスマホに合わせて大きさを変えられるので、汎用性が高い。
3点スプリング+ロック+シリコンバンドで、これでもかっ!ってくら固定するので、脱落の心配は1ミリもない。
慣れるまでは脱着が少し固く感じるけど、コツを掴めば一瞬で取り外しできるようになった。
このスマホホルダーは、安くて無難で普通に使える。普通すぎてコメントしずらいっていうのは本音ですね。
スマホを外した時のスマートさに欠けるのは欠点かも。
僕はよくバイクの写真を撮るので、スマートじゃないのが気になってきていて、余裕ができたらクワッドロックのようなスマートなものに変えようと思っています。
USB電源 Kaedear(カエディア)
カエディアというメーカーはたぶんここ最近(3年くらい?)出てきたメーカーのようで、横浜にあるらしい。
安いのに品質がいいと評判なので、試しに買ってみたところ大正解でした。
僕が使っているのはUSBA+Cのタイプ。
最近のデジタルガジェットは、15Wとか18Wとかの急速充電に対応しているので、USB電源もこれに対応する必要がある。
特に長旅だとバイク乗車中くらいしかガジェットを充電する時間がないから、短時間で複数台充電するにはUSBポートが複数必要ってわけです。
そんなわけでUSB電源は、安いだけでなく性能も必要になっているので、ここはお金をかけるべきところ。(といっても安いけどね)
カエディアの電源は、PDやQCといった急速充電の規格に対応していて、最近のガジェットに最適。
防水キャップもかなりしっかりしていて、キャップを閉め忘れなければ浸水してショートするような心配もなさそうです。
使用感だけど、防水キャップが硬い以外は大満足。
防水キャップが硬いのも、グローブを外せば普通に開けられるので何も不自由していない。むしろ振動で緩んだりしない分、ある程度の硬さがあっていいと思う。
3000円弱でこの品質なのでコスパ高いです。
なんならもう一セット取り付けたいくらいですね。
電源ユニット デイトナ D-UNIT
エーモンリレーで配線分岐する時代は終わったのだ・・・
電装品を取り付けるにあたり、真っ先に取り付けるパーツはこれ。
ただの電源分岐ターミナルなんだけど、これがとにかく便利すぎる。
バッテリーから電源を取るときに、メインキー連動で電源ONにするためにリレーっていう部品をつける必要がある。昔はエーモンから出ているリレーを買ってきて、分岐配線を作ってごちゃごちゃするしかなかったんだけど、このDUNITは、バッ直するだけでACC電源を4系統、安全に取り出してくれる優れもの。
配線の太さとかを気にしながらエーモンリレーを加工するよりも安上がりだし、見た目もスッキリで増設や交換がしやすくなる。
便利な時代になったもんだなあ・・・
タッチペン&ペンホルダー ダイソー
信号待ちでスマホを触るとき、タッチパネル対応のグローブでも思った通りの操作ができなくてイライラしませんか?
文字入力なんてもってのほか。ナビの拡大縮小もボタンが小さくてミスタッチの連続。
かといってグローブをつけ外ししている時間はない・・・
そんなときにあるといいのが車載タッチペンです。
これがあると、信号待ちでグローブを付けたまま文字入力が可能。
急に発車することになっても、ホルダーにスッと戻せばすぐに発車できる。
なんならそのまま投げても大丈夫。
こんなに便利な道具がなぜバイク用として売っていないのか。。。
これ全部、ダイソーで揃います。
- スマホ用のタッチペン
- ボールペン用のペンホルダー
- カラビナ付きのコイルストラップ。
3点買って組み合わせて、適当な場所に挟むだけ。
僕は電圧計ステーのステーに挟み込む形で取り付けています。
純正のままだと取り付け場所がないので、多少の工夫が必要です。
難点は、ダイソーでこれを見つけることくらい(笑)意外と見つかりません。
僕は1時間くらい探し回ってようやく見つけました。
ダイソーで探し回る時間がない人向けに、ちょっと高くなるけど代用品になりそうなものを貼っておきます。
電圧計
自己満足カスタム。これは今回のカスタムのテーマから逸脱している。
予算に余裕がなければつける必要はないので、自己満足でつけています。
真冬にもキャンツーに行くので、グリップヒーターや電熱アイテムなど、消費電力が大きくなるのでバッテリーに負荷がかかる。
少しでもそのバッテリーの状態を把握しておきたいので取り付けた。
アイドリング時に14.3Vを示せば特に問題ない状態。グリップヒーターを5段階中の5(最大)にすると、14.2Vになる。
電圧が下がるということは、キャパのギリギリか、超えていると判断できる。
下がったからダメかということそんなことはないけど、気にかけておくことは大事です
見た目がスマートで、他のメーターとも統一感のあるデイトナ製を選びました。
気温系
僕は温度計が好きです(笑)
なぜ好きかというと、次回の参考になるから。
あのとき寒かったけど、気温が何度だったか?そのときどんな服装をしていたか。
これを把握しておくことで、次回の装備選びの参考になる。
キャンプでも常に温度計を持っていき、気温が何度だったか覚えている。
天気予報などからツーリング先の状況を把握し、最適な装備を選んで出撃するのである。
気温を知ることは、旅の快適性を上げるには必須のことなので、気温計は必須です。
バイクという乗り物は、直射日光を浴び、走行風を浴び、地面からの照り返しを受け、雨が直撃する。気温を観測する最適な場所がない。
いまのところセンサーをリアのカウル下に取り付けているけど、どうやら実際に気温より5度高く表示される。
気温の変化には追従しているので、位置が悪いわけではなくて、仕様なのかもしれない。
ちなみにメーターへの配線は、コルゲートチューブを通して耐候性をあげている。見た目もスッキリ。
ハンドル周り
400Xのハンドルは、中心部分とグリップ部分で径が異なります。バーに取り付ける系のパーツは、取り付け位置を事前に考えておかないと面倒なことになるので注意が必要です。
グリップヒーター
電熱グローブか、グリップヒーターか。
僕はグリップヒーター派。いつでも使えるから。
春や秋、ツーリング先が予想以上に寒くて凍えた経験はないだろうか。
薄めの装備で来たから防寒着なんてないし、手は冷たい風でカチカチ
そんなときに車体にグリップヒーターがついていれば、スイッチONするだけで幸せになる。
人間、全身が寒くて凍えている時、手だけでも温かいだけで救われた気持ちになるものだ。
体力と気力が削られるなか、気力が回復する。気力があれば、体力の限界は越えられるってわけ。
そんなわけで僕は何度もグリップヒーターに救われています。
グリップヒーターというとグリップが太くなってしまうイメージがあるが、今は純正グリップと太さが変わらないグリップヒーターが出ている。
キジマのGH10というモデル。
400Xのグリップ長さは120mmなのでこれを買えばOK
これはスロットルパイプごと交換するので、グリップが太くならないというもの。
スイッチは左グリップに内蔵しているので、押しやすいし見た目がスマート
5段階の温度調整ができて、最大の5はマジで温かい。
さすがに外気温0度とかになるとこれでも指先凍るけどね。
このグリップヒーターはめちゃくちゃおすすめなんですが、取り付けがマジで地獄なので覚悟してください。
ハイスロにしたりスロットルワイヤーを交換したことがある人なら難なくできるはず。
グリップ切ってボンドで貼るだけじゃん?って思ってたら想像の5倍大変でした。。
スロットルごと交換になるので、スイッチボックスを分解する必要があり、
スロットルワイヤーの調整のため、タンクを持ち上げる必要があります。
このあたりの作業をやったことがある人ならなんてことないと思うけど、僕は初めてだったので地獄を見ました。
この作業をする覚悟があるなら、おすすめだ。不安ならお店に任せよう。
ちなみに、グリップ切ってボンドでくっ付けるだけのタイプもあります。
直径が1mm太くなってしまうけど。取り付け難易度は格段に下がるので、万人におすすめです。⇩
ハンドガード
12月に高速道路を走ったらグリップヒーターをつけていても指先が凍り、先に控える東京→大阪高速移動に耐えられそうになかったので、追加予算を特別承認して購入しました。
ハンドガードはオープンタイプとクローズタイプがあって、僕がつけているのはクローズタイプ。
風を防ぐのが目的だけど、立ちゴケ時にレバーを守ってくれる効果を期待して、クローズタイプにした。
走行風はかなり軽減されて、気温0度の中で高速を走っても指が凍らなくなった。
凍らなくなっただけで、冷たいものは冷たい
転倒してもレバーが折れないだろうということで、予備レバーを持っていく必要がないのもいいところ。
400Xでクローズタイプのハンドガードは、専用品がいくら探しても出てこない。
CRF250とかのはあるのにね。
どうせ加工するなら安いのでいいっしょ!ってことで、謎メーカーの三千円くらいのハンドガードを購入した。
バリはあるしいろいろズレてるしネジは鉄でサビるけど、機能はしっかり果たしてくれている。
取り付けは、ハンドガードを側溝に引っ掛けて無理矢理曲げたり、いくつかステーを嚙ます必要があるけど、なんとかできる。
3000円でこれは大満足だった
ヘルメットロック
ヘルメットロックというと、タンデムステップのところに取り付けて、Dリングを引っ掛けるが一般的かもしれないが、なんとなく地面に近い位置にヘルメットを置きたくないと言う理由で、ハンドル周りに設置している。
タナックスから最近発売された、ブレーキマスタ共締めタイプのヘルメットロック
ワイヤーロックが車体に常設されているというのがポイント
毎回ワイヤーをポケットから取り出して・・・とかめんどくさくてやってられない。
これはヘルメットをタンクの上はもちろん、ミラーに掛けたままワイヤーを掛けることもできる。
ワイヤーを取り出す手間がないから、めんどくさがってロックを掛けなくなることがない。
ちなみにこれ、タンクバッグのロックと脱落防止にもなる。
キャンツー時にタンクバッグとヘルメットどちらもロック掛けられるので安心。
ヘルメットロックとしては高いけど、旅の一手間を減らすアイテムなので是非取り付けておきたい。
アラームロック用の収納ケース
ハンドル周りではないが、分類できなかったのでこちらで紹介。
外出先でのバイクロック、心配しだすとキリがないが、僕はディスクロック&アラームにしている。
コミネのアラームディスクロックだ。
ディスクロックをしながら、車体の揺れでアラームがなる仕組み。
旅ではあまり使用しないが、ショッピングモールなどの大きめの施設の駐輪場に停めるときに使用している。
このアラームロックだけど、バイクに乗るたびに持っていくのは面倒すぎる。
エンジンガードバッグに入れればいいんだけど、エンジンガードバッグは完全防水ということもあり、開けるのにちょっと手間がある。
かといって持っていかなければ本末転倒。そこで登場するのがETCケースだ。
これはシート下にETC車載器を取り付けられないバイク向けの製品なので、雨や振動に耐えるようになっている。(防水ではないけどね)
ファスナーで簡単に全開にできるので、中に入っているものを取り出すのが一瞬。
この中にアラームロックと、リマインダーワイヤーを入れている。
バイクを止めたときに取り出しやすいように、マフラー側のタンデムステップにタイラップで留めるだけ。
見た目の違和感がなく、常に車体についているので忘れることがない。
まるで純正かのような違和感のなさ。
まとめ
以上が私の400Xカスタムでした。
快適性と実用性に全振りしたカスタムは、結果的にカッコよくなってきたと思っています。
この装備で12月に7日間の九州ツーリングに行きました。
改善の余地は残るけど、旅先で困ることはありませんでした。
まだ冬のシーズンしか乗っていないので、これから夏になると必要になる装備も変わってくるかもしれないですね。
夏には北海道ツーリングに行くので、また改善点があったら更新します。
この記事があなたの400Xライフの参考になれば嬉しいです。
追記 立ちゴケしました
つい昨日、写真を撮ろうとUターンしようとしたら立ちゴケ・・・
やっちまった〜(泣)
ハンドガードとエンジンガードバッグのおかげでほぼ無傷。
ミラーに小傷、ハンドガードに傷、マフラーに傷がつきましたが、それ以外は全く問題ありませんでした。
想定通りの働きをしてくれて大満足()
谷側に転倒したので引き起こしが大変かと思いきや、エンジンガードバッグが隙間に入ってくれたおかげで引き起こしもすんなり決まり、何事もなかったかのように側道に停車しました。
これにて外装慣らしも完了です!